ひのひなどりから

主に宝塚について。それ以外のことも書くかもしれません。

宝塚歌劇の生徒さんの好きなところを本能のままに書く(雪組編Part2)

だいきほトップコンビだけでPart1が終わってしまったので続きを…と思っていたんですが中々書く時間がなく、ついに明日は雪組大千秋楽。
今の雪組について書きたい!!という思いだけで一気に書きました。

 

奏乃はると

何せあの安心できる声ですよね~。
芝居して良し、歌って良しのまろやかで包み込むような男役声。

ひかりふる路のルノーさん、ファントムのジャン・クロード、PR×PRINCEのパパ等々、優しげな役とあの声の相乗効果で包容力が素晴らしくて、大好きでした。

でも凱旋門のシュナイダーや、今回のfffのように荒んだ役もぴったりだと感じるので、毎回さすがだなぁ…と思わされます。

あと、さすが雪組育ちなだけあって和物を演じてる時の安定感がすごい。
特に銀二貫や幕末太陽傳など、町人モノでのお芝居が大好きです。

今後、下級生バウの日本物とかにじゃんじゃん出て欲しい。


組長になってまだそこまで経っていませんが、もう雪組のパパ感が出てきているのも頼もしい。
出来るならば、末永く組長さんを務めていただきたい…。

 

沙月愛奈

お姉様~~~!!!
動きのひとつひとつ、衣装の捌き方ひとつひとつ、全てにこだわりの詰まったダンスが本当に美しい。

どんなダンスも素敵ですが、美しいデコルテラインと娘役ならではのスカート捌きが堪能できる、シンプルなロングスカートのお衣装でのダンスは特に惚れ惚れします。

シルクロード砂の女では、肩に付いてる布の扱いがまぁ~また美しくて!!
砂の女たち、皆さん美しくて大好きで、それぞれにこだわりを持って踊ってらっしゃると思うんですが、
あゆみさんを見てたらどの瞬間も美しすぎて涙目になりました。。

 

全身隙がないスタイルで、シンプルな衣装であればあるほど美しさが際立つ。
洗練された美しくカッコイイ娘役という感じ。

NOW ZOOM MEのショッカー的なふざけた衣装でも美しかったのはもはや笑いましたw宝塚の娘役ってすごい…

ファントムの従者での、男役のようなパンツスタイルも格好良かったですね!!

役としては、星影の人の早苗さんが素敵だったなぁ…という印象と、
20世紀号のイメルダが面白かった印象があります(笑)

 

あんなスーパーダンサーで、性格もしっかり者で面倒見が良くて…と同期からも評されていますが、同時に結構天然ボケな一面もあるようで。罪だぞあゆみ姉さん。。

 

千風カレン

シルクロード砂の女、皆さん髪型がそれぞれに素敵なんですが、個人的に一番好きなのがカレンさんなんですよ。。
どうなってるのか全然分からないんですけど、片側でざっくり纏めたダウンスタイルみたいな…。
そしてダウンスタイルで踊っていても常に美しいというのが娘役上級者ならではだなと。

余談ですが、男役が女装する時、髪型バリエーションが無いからなのかダウンスタイル率が高い気がしていて。でも大概ダンスで髪型乱れたり、ロングヘアの扱いに慣れてない感を受けるので、ダウンスタイルは上級者向けだから男役はやめとけ…と思うことが多い(笑)

緩く巻いた髪を下ろしている美女…ってもう完璧じゃないですか。。
これからはもう私の中では美女担当だなと思ってます。

歌声も美しくて、オフでの優しげでお姉さん感溢れる雰囲気にも癒やされます。

 

透真かずき

みんな大好きりーしゃさん。

壬生義士伝での佐助さん、幕末太陽傳での番頭さんの印象が強くて、
にわさんに続き、特に日本物の人情を現せる人だなぁと感じます。

今回のfffでは皇帝らしくとても鷹揚に構えて、キラッキラの衣装を着ていて、りーしゃさん出世したな…!!という第一印象でした(笑)
よく考えると前回のワンスも社長でしたけど、まぁ大変な状況の場面だったし。

 

クールで凛々しいビジュアル。逞しい筋肉。落ち着きのある雰囲気。
宝塚で男役をしてくれていてありがとう…と思います。

殺陣がお好きなようなので、日本刀でめちゃくちゃ戦ってるところを見たい。。

 

彩凪翔

何をしていてもカッコイイな…と先日の1dayスペシャルライブで改めて感じました。
個人的に、Blue Moon Blueのシーンがドツボすぎました。
好きな展開の連続なんですが、特に音彩ちゃんを抱きしめて不敵に笑うあの表情なんなんですかね…凪様ファンの皆様はあれを見て生きて帰れるんですか…???
もしリアル会場でライブしてたら腰抜けて帰れない人とか出たんじゃないでしょうか。。

パフォーマンス中は男役としての色濃いカッコ良さがあるんですが、MCでワイワイやってても素敵だし、去っていく時には何故か格好いい余韻を残して行くんですよね…。

 

華やかで美しく、アイドル系と正統派男役系のどちらの雰囲気も兼ね備えたビジュアル。
ジゴロが本当に似合いますよね・・・琥珀のルイとか、SUPER VOYAGERの例のアレとか。もうジゴロ専科ですよ・・・。

 

ビジュアルの美しさとショースター性に目が行ってしまいますが、芝居人としても本当に頼りになる人で。
ワンスのジミー、ハリウッドゴシップのジェリーは、それぞれの公演での個人的MVPでした。
彼女の、内に抱えているものを他人には絶対に見せない人間の演技がすごく刺さるんだと思います。他人には揺るがせない、その人の精神を感じるというか。

ご本人も、内で思っていることと実際の行動が違う人を演じるのが好き、というようなことを仰っていたので、まさにそこが魅力なのかなと。

でも観柳やアヤナギ先生の時は思いっきり違う方向に突っ走ってくれたのがまた頼もしくて(笑)

fffのゲーテは、まさしく内側の「精神」から滲み出る格好良さを纏っていて。
運良く上手花道に近い席で観劇したんですが、ウェルテル劇中劇が始まる時、暗い花道から歩いてくるゲーテの足音が聞こえたんです。
その足音だけで、聡明で落ち着きある男性の気配が感じられて、暗くてほぼ何も見えないのに感動したというか…作品世界に没入しつつも、彩凪翔、すごい…!!!となりました。。

 

大阪人らしくお話上手だけど、ベースにすごく穏やかな雰囲気が流れていて、人を包み込むような優しさを感じるオフの姿も憧れます。
実は一人行動が苦手だったり、自粛期間中にクッキー焼いちゃったり、サインに♡入ってたり…というギャップをさらっと見せてくるのも罪。。

 

真那春人

どんな時も期待を裏切らないオールラウンダー。
”まなはる色”がめちゃくちゃあるのに、どんな役、どんなポジションでもばっちりハマってくれる頼もしさ。
そしてよく通る声が好き。 

認識し始めたのがアルカポネのマクガーン、星逢の雨吉あたりで少年っぽいイメージがあったので、ケイレブや星逢再演を見てアレ??時の流れが早い??みたいな感覚になってました(笑)

演じてらっしゃった役ほとんどに好感があるんですが、最近だとワンスのコックアイがツボ。まずスチールからしてやられました。
あのビジュアルは小池先生指定らしいので、ありがとう小池先生…たまらんです。

義経妖狐のベンケイも好き。弁慶といえば大柄なイメージなので意外な配役でしたが、まなはるの発する豪快なパワーが弁慶に通ずるものがあって。
更にとても愛されキャラで、時々無性に映像を見返したくなります。

 

スカステでの安定の司会業もありがたい。舞台もスカステもあなたがいれば安心です。

 

笙乃茅桜

言わずもがなですがダンスが素敵。
ワンスでのエンジェルにはたまげました。あの学年にしてトウシューズのエンジェル、そして可愛い。。
実際身長も低めなので身軽なのかなとは思うんですが、そういうレベルじゃないだろというくらい軽やかで、本当に天使のような踊りで。

そしてfffでの小さな炎ちゃん、大好きです。
特に「革命の記憶」では優しく美しく、「ハイリゲンシュタットの遺書」では力強く格好良く、何度見てもテンションが上がります。

野外コンサートでルドルフ大公と一緒にいる時もすっごく可愛くて好き。

 

お芝居での落ち着いたお声も好き。
誠の群像での母親役は、きぃちゃんと一緒にこちらも胸がギュッとなるというか…短い場面ですがとても印象に残っています。

 

彩風咲奈

ここ最近で顔つきが凄く凛々しくなって、fffのナポレオンが花道でライトを浴びた時は、浅黒い肌、少しこけた頬に落ちる影、そして鋭い三白眼にやられました。。

スタイルの良さは言わずもがなで、前列から間近で見ると改めてそのスーパースタイルに圧倒されました。
どの衣装も彼女が着ることでより素敵に見える。

 

そしてその身体をフルに使ったダンス、特に伸び伸びとした踊りが好きなので、シルクロード幻視や白い鳩さんは見ていて幸せになります。
クラシカルな男役ダンスもですが、現代的なダンスも美しく踊ってくれるので、とても宝塚らしい空気が漂う。

 

決してやりすぎではないんだけど、どこか人と違う個性が奥底に見え隠れする演技も惹き付けられます。 
抽象的なんですが、人並み外れて広くて深い感じがする…。
元々の個性もあると思うんですが、望海さんのエネルギーを受け止めようと成長した結果、よりスケールが大きくなったのかなぁと感じます。

その深さを生かした陰のある役が素敵なので、今後大劇場で主演として役を演じる姿が楽しみです。
それとは別に、20世紀号のブルースくんみたいな底抜けに明るい役もまた見たいなぁ~。

 

久城あす

義経妖狐、はばたけ黄金の翼よ、炎のボレロと、どれも悪役ができそうな上級生が揃っているにも関わらず、彼女にラスボスが振られるという(笑)
小劇場悪役専科になりつつある、頼もしい芝居人。

義経妖狐のエイサイはビジュアルからしてびっくりしましたね~、しかもちゃんと似合ってるのが凄い。
あれって特殊メイクのスタッフさんとか付いてたんでしょうか…?全部自分でやったんだとしたら相当なセンスですよね。。

タダでは済まない雰囲気を現すのが見事な一方で、ごくごく普通の良い人も、ご本人の明るさが出ているのかとても自然で。

銀二貫の梅吉が大好きなんですよね~~~。
お話そのものも素敵ですが、梅吉から滲み出る温かさに心がほっこりして、何度も見たくなります。

 

色白で綺麗なお顔立ちなのでスッとした人なのかと思いきやめちゃくちゃよく喋るので(笑)、第一印象とのギャップがありましたw
そして普段の肌色と差が大きいからなのか、ガトボニでの黒塗り姿を見た時にめっちゃときめきました。また黒塗り姿見たいなぁ…。

 

煌羽レオ

こんな漫画みたいに綺麗な吊り目の人っているんだ…という第一印象。

今思い返すと、始めて認識したのはドンジュアンでしたね。
青年として出てきてカッコイイな~と思ってたら、美女としてヘソ出し衣装で出てきておぉぉ…となった記憶があります。
先日サヨナラショーで再び美女姿を見ることが出来て嬉しかったです、びっくりしたけど!(笑)

 

ビジュアルと性格のギャップが激しい人代表といった感じですが(笑)、
舞台上ではそのビジュアルに劣らぬ含蓄ある芝居、キレのあるダンス、男役らしい歌と、いつ出てきても頼りになる。

やはりビジュアルも相まってか、切れ者感のある人物を演じている印象が強くて、
凱旋門マルクス、ハリウッドゴシップのマリオ、ワンスのサム、そしてfffのメッテルニヒと、どの役も素敵で…男役してくれてありがとう!!と思います。

変化球ですが、PR×Princeのギャレットも好きでした。
あの世界観の中で、喋りもせずに、一人だけ男役として特濃のカッコ良さを放っているのが何とも面白く、見れば見るほど癖になるというか(笑)
演出の町田先生も、台詞なしでこれだけ男役として成立できるということを下級生に見せて欲しかった、というような意図で配役されたようで。ありがとうございます。。

あと、幕末太陽傳の聞多の、息巻いてるけど何とも抜けてる感じもすごく好きでした。

 

ダンスでは、力強い振りや、スーツでの男くさい踊りが特に好き。
シルクロードの紅幇はもうね、、足の捌き方、ハットの使い方などなど、隅から隅まで格好いい。

一方で、NOW ZOOM MEでのライブTシャツでのライブシーンもすっごく楽しそうで活き活きしていて、見ていてこちらも更にハッピーになりました。

 

杏野このみ

先日シルクロードを運良くかなりの前列で観劇した時、中詰であんこさんが8小節間くらい目線と笑顔くれてたんですよ…いいでしょ~~~へへへへへ。

お目々ぱっちりで、スタイルもお綺麗で…美人に見つめられると嬉し恥ずかしですね……。

 

役としては、ワンスのジュリーがインパクトがあって印象に残ってます。ビジュアルも演技もキャラ立ちがすごかったw

 

朝美絢

月組時代からコツコツ着実に実力を積み上げている印象で、あと少しで頭上の蓋を開けられそうなのに…という所で雪組に組み替えとなり、見事に蓋を開け放って躍進を続けているなぁと。

特にショーでの歌の魅せ方には、こんなことも出来たのね!?と毎度びっくりさせられます。

 

甘いマスクとはこういうことかと感じる、あのまろやかな声が好き。多分α波的なものが出てる。
ここ最近で歌の表現力がぐんと広がった印象なので、良い声を遺憾なく発揮してくれて、私はとても耳が幸せです。

 

アーサー王ランスロットでは客席からの登場で、ナウオンか何かで爽やかすぎて面白いみたいなことを言われたんですが、実際観に行ったら本当に爽やかすぎて面白かったですw
明るい金髪と大きなお目々に照明が当たってキラキラ輝いていた光景をすごく覚えています。

あの時は騎士役だったので意識していませんでしたが、先日ブリネクで妃華ゆきのちゃんがあーさを「初めて王子様に会ったときの気持ちにさせてくれる」と表現していて、
ランスロットのあの姿はまさにそうだったかも、と後から思いました。

あーさの正統派王子様役、見てみたいですねぇ。。

 

役としてはグランドホテルのエリック、ひかりふる路のサン=ジュスト、ワンスのキャロルが特に好き。
役柄ゆえだと思うんですが、キャロルは以前に女役を演じた時とは全然違う声で演じていて、初日映像を見てこんな声も出るんだ!?と驚きでした。
お芝居も良くて…可愛かったですねキャロルちゃん…。

炎のボレロのクレマンは、初演の紫苑ゆうさんとは全く違った役作りと感じたんですが、
それが個としてだけでなく、相手役との関係も含めて一貫した「朝美絢のクレマン」を創り上げている感じがして、凄いなぁ~再演っていいなぁ~と思いました。

新人公演のパックはとにかくビジュアルがぴったりで、お芝居も好みでした。

 

凱旋門のハイメが「巴里の屋根の下」を歌うシーンや、Music Revolution全ツのLove Revolutionは、あの歌声に溶けそうになりましたね…。

 

ご本人から、良い意味で貪欲で、もっとやりたい!みたいな精神が感じられるのも頼もしい。

 

愛すみれ

最初はパンチのある歌声のイメージがあったのですが、影ソロなんかでは優しく包み込むような歌声だったり、NOW ZOOM MEでのポップス歌唱でも曲によって色々な表情を見せてくれたりと、まさにミラクルボイスだなぁと!

もうそこそこ上級生枠に入ってきてるとは思いますが、下級生時代から安心感がすごかったですよね…。
安心感があるゆえに、銀二貫のお里やワンスのペギーのような、人の世話焼きをしているような役の似合いっぷりがすごい。

PR×PRinceのリリーは、珍しい娘役の敵役ボスでしたが十分すぎる存在感で、あの作品ならではの愛嬌もあり、独特な間が見れば見るほど癖になりました(笑)。
ああいう悪女もまた演って欲しいです。

 

ニコニコの笑顔も素敵で、レギュラー出演している朝美絢氏のブリネクでも皆から慕われるお姉さんっぷりがひしひしと感じられ、もうほんとに安心します(笑)

 

桜路薫

ワンスのフランキーのマフィアのボス感が半端なくて、望海さん以上にギャング先輩なのでは…?と思っている。
本物のマフィアに会ったことはないですが、スチール見た時に「ガチじゃん…こういうマフィアのボスいるじゃん…」と笑ってしまいました。

舞台上で演じていても、一分の隙もなくマフィアのボスで。
あの頃はまだ年次を把握していなかったので、95期生と知ってびっくりしました(笑)

 

パルムの僧院のグリロも印象的でした。こちらは対象的に可哀想というかなんというか…つい同情してしまいたくなるお芝居でした。

 

男役の声というか、もう男の声に達しつつあるのでは?というような声で、台詞にしろ芝居にしろ、あの声を聞くとくぅ~!!男役~!!とテンションが上がります。

わりと丸顔だし目も大きいのに、めちゃくちゃ男くさいのは彼女の研鑽あってこそなんだろうなぁと。宝塚の男役って素晴らしい…。

 

天月翼

カメレオン役者すぎて、割と最近まで顔判別できてなかった。。

確か最初はファントムのジョセフ・ブケーで認識したんですが、その後にちゃんと配役分かって見てても、ビジュアルも声も本当にまるっと違うので、いつも新しい人を見てるような気分になってました。
ワンスのアシモフ警官とチャン・ラオをどっちも彼女が演じてたのも最近まで気付いてなかったです。なんかこう…良い意味でその役にしか見えないんですよね。

 

ご本人にスレンダーな印象はありましたが、お芝居では割と腰が曲がってるような役の印象が強かったので(笑)、
fffのロッシーニでは全身に対してスラックスが占める範囲が長すぎて、こんなにスタイル良かったのかとプチびっくりでした。組んだ脚が長い。。

このスタイルを隠して今まで鈴虫とか梵全様とかブケーとかチャン・ラオとか演ってたと思うと、宝塚って罪深い所だなと…(笑)

 

橘幸

スカステの音楽の宝箱(だったと思う)で、伸び伸びした良い声だなぁ~と思ったのが第一印象。
NOW ZOOM MEでもその声を発揮してくれて。公式身長は割と低めですが、全然そんな印象がないのは声の影響もあるのかもしれない。

ワンスのファット・モーも可愛かったですねぇ。

 

朝月希和

イムリーですが、シルクロード幻視の場面のきわちゃんが本当に素敵で。
ビジュアルも素敵だし、踊りの中でジャンプした時にそのまま飛んで行っちゃいそうな夢々しさでした。

あーさの方にも書きましたが、Music Revolution全ツのLove Revolutionの場面も大好きでした。
たおやかな歌声で、本当に愛に満ちた空気感があーさとの間に感じられて、見ていて幸せになりました。

 

風の次郎吉のきわちゃんの第一印象が強かったのですが(笑)、
気付けばどんどん大人の階段を登っていて、ひかりふる路のガブリエルや、マスカレードホテルの山岸など、大人の女性がとても魅力的。
落ち着いた声が良いんですよねぇ。

どこを取っても安定感のあるパフォーマンスを見せてくれるので、これから色んなヒロインを演じてくれるのが楽しみです!

 

妃華ゆきの

綺麗な子、という印象は何となくあったんですが、
NOW ZOOM MEでキューティーハニーを歌う姿が綺麗で可愛くて、配信の時に初めて認識した気がします。周りの男役たちがぞっこんになる説得力。
確か観劇に行った日に歌いながらコケちゃったんですが、速攻で立ち直って歌い続けてておぉ~!と思った記憶があります。

あーさのブリネクでの名演技が素晴らしく(笑)、素化粧もまたお綺麗で。

fffでは宝塚ならではという感じのクラシカルなマリー・アントワネットで、声も今までの印象と全然違っていて、こんなことも出来るんだなぁと!
これからも注目したい娘役さんです。

 

真地佑果

スタイルが良くダンスもダイナミックで、激しめのダンスナンバーではよくよく目に入る男役さん。

よく通る声、ハキハキした発声も好き。外見よりも声から先に認識したような気がします。

なんかこう…ナチュラルに男役っぽいんですよね。
説明し難いんですが私が好きなタイプの男役芝居をしてくれるので、芝居で出てきてくれると大概嬉しい(笑)
特にるろ剣新公の左之助がすごく似合ってて好きでした。
あとワンスでヌードルスから密告を受ける警部を演じてましたが、あれも地味に好きで、NOW ZOOM MEで「ここからそこに密告受けてたじゃないですか~」みたいな話を出してくれててフフッてなりましたw

NOW ZOOM MEではあのハキハキした声がポップス歌唱にぴったりでしたし、パロディやMCでも大活躍でしたね!w

 

沙羅アンナ

SUPER VOYAGERの海の見える街で、黄緑ペアでジジくんと踊ってたんですよね。
キレのあるダンスとショートのヘアスタイルが、あの現代的な場面に合っていて素敵でした。

オフでも面白い子らしいですが、舞台でも新公などでは面白い役を振られていて、確かにどこか貫禄があるというか(笑)
これからますます色濃い役をやってほしいです。

 

叶ゆうり

ネタになるくらいの良い歌声で(笑)、芝居も面白く、選抜のダンスナンバーにも入っていたりと実力者のイメージだったのですが、音楽学校時代は本当に何もかも周りに助けてもらっていたというエピソードを聞いてびっくりしました。
努力の人なんて言ったら軽い言葉ですが、こうしてきちんと実力を持って舞台に立てているお姿を見ると良かったなぁ…という気持ちになります。

 

幕末太陽傳新公の金造、PR×PRinceのカスパルさんなどは、彼女ならではのコメディタッチなお芝居が何とも愛らしくて、好きにならざるを得ない。

その一方でシリアスに色濃い役も似合いますし、ひかりふる路新公のダントンはすごく良かった!
大胆さが自然でしたし、最後もマクシムさえ向かってきてくれたら懐に受け止められる大きさみたいなものが感じられました。

 

綾凰華

ビジュアルの印象もありますが、お芝居もとにかく繊細。
そして、他の男役とは違う、独自の理想像に向かっている印象があります。
ご自身の個性と感性を貫いて、唯一無二の男役さんになってくれるのではないかと密かに期待しています。

 

新公主演の2作はどちらも素晴らしかったです。
本公演とは違った人物像、違った良さが確実にあり、ああいった繊細な感情の機微を現せる役が彼女の真骨頂なのだと思います。
歌も、だいもんのために書かれた曲や、ファントムの大曲たちをよくぞあそこまで。

 

美しさと軽やかさが際立つダンスも好き。
一方で星組出身ならではのギラついたアピール力もあり、青いアイシャドウが似合うビジュアルも良い。

SUPER VOYAGERの中詰での、腕に白いフリフリが付いたラテン衣装が個人的にドツボだったんですよね。ラテン衣装こんなに似合う人いる…!?という感じで。。

シルクロードのプロローグの盗賊衣装も、ターバン、ピアス、青いアイシャドウ、浅黒い肌…という取り合わせがめちゃくちゃ似合っていて、つい視線が吸い寄せられてしまう。

あと、凪様1dayスペシャルライブのBlue Moon Blueでの、ゴールドの宮廷衣装?もめっちゃ似合ってて、役どころもぴったりで…あの格好で床に崩れ落ちる姿とか最高でしたね。。

 

星南のぞみ

とにかく美人かつ可愛い。そしてダンスがカッコイイ。

fffで初めてルイに出会った時のロールヘンは、服装やら喋り方やら全てが可愛すぎて、ゲルハルトが付いてなかったら誘拐されちゃいそう。

ひかりふる路新公のロラン夫人では、派手めなお化粧がすごく似合っていて素敵でした。
ワンスのベティもそういう系統だったかもですが、今後だんだんと上級生枠に入っていくと思うので、ぜひ迫力美人を演じて欲しいです。

琥珀のフランソワーズの素朴で清楚な雰囲気も好き。
声が落ち着いていて、耳心地が良いんですよねぇ。

 

あまり背が高くないからか、男役さんと組んで踊っていると更に可愛く見えるし、男役さんを見つめる笑顔がカワイイ。好き。

 

諏訪さき

今一番私が気を取られている諏訪さきくんです。
もうご贔屓って呼んでいいかな…なんかご贔屓と呼ぶまでに勇気が要るんですよね…。

 

最初は、最近抜擢されてる若手さんという印象で名前だけ覚えていて、
ひかりふる路の新聞売りやダヴィットで確かに良い声してるな~、と思って認識し、
Gato Bonitoでのこれぞラテンショーという色っぽさと男くささのある歌唱が素敵で気になりだして。
最終的にはワンスのバグジーで気になって仕方ない状態になり、その頃スカステのゆるりふんわり~やら何やらで続けざまにオフの姿を拝見して、あれよあれよと言う間に落ちていった感じですね。。

しっかりした舞台姿から硬派なのかと思いきや、オフでは笑顔が可愛いくて、まったりした京都弁で、でも手には指輪めっちゃ付けててイケイケか?って感じだし(そして手が綺麗だから指輪が似合う…)、そのギャップの連続にやられました。やはり全てはギャップなのだ。。

 

好きになるきっかけは歌でしたが、ダンスもキレがあり力強く、特に踊りでの手の表情が好き。
手が大きいというか指が長いんだと思うんですが、それをきちんと生かしていて、シルクロードの青幇のダンスはめっちゃ好きです。

fffでは最初の幻想の場面、自由になったウェルテルの軽やかな踊りが、まるで音楽に溶け込んでいるように美しくて…ルイと一緒に夢に誘われるような感覚になりました。
あまりロン毛のイメージが無かったんですが、髪型も含め、ウェルテルの格好がよく似合っていて素敵。

 

新公では壬生義士伝のジロエの、貫禄や優しさ、責任感、内に秘めて苦しむ姿…全てが役そのもので素晴らしかったです。
ピンポイントなんですが、カンイチに「出やってってってくだせ」と言われた後の「…ん。」って返事に、色々な感情が感じられてたまらない。
日本物のお化粧が似合っていて、輪をかけて凛々しく見えました。

幕末太陽傳の徳三郎は、もう単純に可愛くて好きです(笑)
最近はNOW ZOOM MEや、シルクロードのスリなんかでまた可愛い系というか、弟分的な魅力が見れて嬉しい。
あーさのブリネクで大型犬弟分キャラだったのも声を大にしてありがとう!!!と言いたい。可愛さに耐えきれずにベッドをばんばん叩きながら見たし、今もまだ定期的に見返している。

 

彼女に関しては語りきれないのでこれくらいにしておきます。
これからも私のハートをロックオンしていてくれ。。

 

野々花ひまり

ダンスがとっても素敵で、最近ショーでよく見てしまうひまりちゃん。
しなやかな腕の動きが好きなんだと思います。

fffの少年ルイは、雪の降るなか階段を降りていく時の、泣くのを堪らえようとしつつも堪えきれない様子がすごくリアルで。
その後の僕なんて死んじまえ!の台詞も含め、観に行く度にどんどんルイの感情が刺すように感じられるようになって、見る度に心が痛むというか…私的に作中屈指の涙腺ポイントです。。

少年ドンジュアンや、女性ですが男以上に勇ましい義経妖狐のマサコも印象的で、強さのある役が似合うなぁと。

 

でも普段の彼女は日だまりのような笑顔で可愛らしくて。
NOW ZOOM MEではヒロイン的なポジションも多々務めていて、その笑顔がパッと花の咲くような華やかさを放っていました。

ほんものの魔法使いでのヒロインがとても楽しみ!

 

彩みちる

初めて明確に、この人好き!と思った娘役さん。
ドン・ジュアンでのマリアを見て、すぐに心惹かれました。
現代にも通じるような等身大の女性なんだけど、あのドン・ジュアンの石の心を砕く程の神秘性を秘めている、というマリア像がすごく感じられて。

 

マイペースだけど実はしっかりしているPR×PRinceのマリーも好きでした。

壬生義士伝でのみつは、もう可愛くて可愛くて。数々のヒロインを経たとは思えぬ子役っぷりでした。

ワンスのエヴァは、ヌードルスたちの世界にはいない、明るい南国の女っぷりが素敵で。ヌードルスずるい!私もエヴァと遊んでほしい!と思わずにはいられなかった。。

炎のボレロでは、あーさの方にも書きましたが初演とはまた違ったカップルとしてしっかり成立していて。
ツンケンしたクレマンに対して、どこまでも一途に心配して世話を焼くモニカ、という関係性がとても愛しかったです。

 

そしてるろ剣の弥彦、fffのモーツァルトという、少年(青年?)役は見事。
子役という程ではない、男役がやっても良いくらいの年齢の男の子をここまでクオリティ高く演じた娘役は他に見た覚えがないです。
もともと娘役としては低めの声を更に低くし、娘役らしい軽やかな立ち振舞いを封印し、少年らしい熱量がたっぷりで。
「男役が演じるならではの女役」はよくありますが、「娘役が演じるならではの男役」を体現してくれたのではないかと思います。

 

あの丸っこい、落ち着いた声も大好き。朗読CDとか出して欲しい。

オフトークも、若手の頃から自分の言葉で喋れる人だなぁという印象があり、見ていて安心感があります。
表情も可愛らしくてお洒落さんで、スカステなどで拝見するといつも可愛いなぁ~♡となってしまう。

 

希良々うみ

全ツのMusic Revolutionで、一場面あーさの相手役をしていたのを見て認識しました。
歌上手だし、踊りも素敵だし、綺麗だし、誰だこの子は!とびっくり。

一度顔を覚えてしまうと見つけやすく、fffの天使ちゃんはもちろん、シルクロードでも度々目に入る。やっぱり踊りが綺麗ですねぇ。

これから注目の娘役さん。

 

 

眞ノ宮るい

ダンサーさんというイメージが強かったんですが、きぃちゃんの1Dayスペシャルライブではお歌も上手で、お化粧も綺麗で、
そして想像以上にキザっていてこんなにギラギラする子だったのかと!(笑)

fffのラデッキー伯爵ではスタイルの良さ、そのイケメンオーラを改めて感じました。すごく目を惹かれる…。

 

星加梨杏

正直に言うと顔がすごく好き。。。
そして彩みちるちゃんにすごく似てませんか!?一度姉弟役をやってほしい。(ただの私得)

彼女もスタイルが良く、fffで眞ノ宮くんと一緒に立ち話しているとき「こんなイケメンが揃って立ち話してることなんてある!?」と思わずにはいられなかった。
二人揃って私の中での雪組イケメン枠に登録された。

シルクロードではプロローグでソロ歌があり、千夜一夜でも見つけやすく、黒燕尾ではかなり前の方で踊っていたりと、今回たくさん見つけられて嬉しかったです。
歌声も好きだし、踊りもパワフル。

壬生義士伝の新公での斎藤一は、普段の優しげな雰囲気と180度違った、鋭い顔つきと眼光が素敵でした。

 

ゆめ真音

最初に認識したのが、まさかの凱旋門新公だったんですよね…(笑)
さすが美穂さんの役を任されるだけあって、歌声が素敵だな~と。

個性的な役どころが多いからか、その流れでオジさま役が多く、
PR×PRinceのダミアンは、この年次にしてこの安定感…!と驚きでした。
とにかくよく通る声で聞き取りやすいので、長台詞も安定感がある。

炎のボレロでは、姉を心配する優しい弟、という役どころがぴったりでした。

個性のある声なので数人で歌っていても分かりやすく、かつ声がブレないので彼女の声が芯になっているような印象を受けます。

早い退団でとても残念ですが、今後の人生に幸多かれ…!!

 

縣千

ダンスが本当にキレッキレ。雪組において、めちゃくちゃ動いてると思ったら大体あがちゃん。

パッとした雰囲気から体育会系かと思いきや、独特のセンスがある芸術家肌のようで、特にショーではその片鱗が見える気がします。あれっ、今そういう表情するの?みたいな(笑)
見る側としても一筋縄ではいかないというか、その斜め上を行く感が楽しい。

 

ファントム新公では、想像以上に大きな愛に溢れたキャリエールを演じていて素敵でした。
どういう男役になっていくのか未知数なので、これからが楽しみ。

 

彩海せら

恐ろしい子…っっ!!という印象(笑)

理屈じゃないキラキラ感に加え、よく通るブレない声、丁寧な歌唱。
NOW ZOOM MEのプロローグでは彼女の歌声がよく聞こえ、DIARYのカゲソロも素敵でした。

fffでは、望海ルイの若い頃だと納得できる、血気盛んな青年らしさに溢れていて。
「人間の時代…」と歌い上げる声が真っ直ぐに飛んできて、立ち姿は煌めいていて、スターの風格すら感じました。

 

お芝居では、壬生義士伝でのカンイチの印象が強いです。
少し幼さはあるものの、武士・吉村貫一郎としての生き様がしっかりと感じられて。

ワンス新公のジミーも、スカステの断片映像を見る限りとても良さそうだったので、もし全編放送があったら注目したい。

PR×PRinceでのヴァルテリは、彼女の少年っぽさ+ハキハキした持ち味がマッチした役で、とにかく可愛かった!

 

本人的にダンスは苦手だそうですが、舞台上では全然そんなことは感じられなくて。
NOW ZOOM MEでの黒燕尾はすごくカッコよくて、それが一番恐ろしい子…っ!と思った所以です(笑)

 

一禾あお

めちゃくちゃ目に飛び込んでくる。あのキラキラ感はなんなのか。

PR×PRinceで認識して、舞台度胸があって明るさ満開で面白い子だな、という印象だったんですが、
きぃちゃんの1Dayスペシャルライブでのガムシャラオラオラ感が想像以上に凄くて!(笑)
画面越しなのに目が合ったとしか思えない目力&アピール力のおかげで、臨場感あふれるとっても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

fffでも、ラッパ大砲を押してくる姿さえ目に飛び込んでくる不思議。
炎の楽員としてのダンス、やはり特にハイリゲンシュタットの遺書はパワーに溢れていて見事。

スカステでのトークを見ると、オフでは意外と(?)落ち着いた雰囲気なのかなという印象もあって、オフの姿もちょっと気になっている。

 

有栖妃華

とにかく歌声が素敵。シルクロードのエトワールも本当に素敵ですね。。
お目々ぱっちりで、キャラバン隊では少女っぽさのある可愛さで、ついつい目で追ってしまう。

今後も色々な歌を聴きたいですし、色んな役が見たいです。

 

夢白あや

美人さんで、かつ金髪が似合う白いお肌。
リッツ・ホテル~のキスミンはまさにそんなイメージで、すごく可愛らしかったです。

しかしサパのイエレナはそれを覆す演技を見せてくれて、こんなことも出来るのかと驚きでした。
さすがにあそこまでの役はなかなか来ないと思いますが、あの演技力があるのだから、今後も色んな役を演じて欲しいなと思います。

 

聖海由侑

NOW ZOOM MEでひかりふる路の歌い出しという大役を任されていて、かつ客席へのアピールが凄くて、(2階席から見下ろす形でしたがw)それから認識しました。
下級生さんがお手振りとかウインクとか思いっきりやってくれると、嬉しさと微笑ましさとですごく幸せな気持ちになりますよねぇ。

魅惑のボーカリストとキャッチコピーを付けるだけのことはある、伸び伸びとした良い歌声。これからの歌う機会が楽しみです。

そして、歌の人かと思いきや、ダンスもすごくダイナミックで!
fffでの炎の楽員もですし、シルクロードの「キャラバンは征く」では端っこで身体いっぱいに踊っていて、パッと目に入ってきました。

 

壮海はるま

この学年にしてこの安定感。。
ビジュアルのおかげもありますが、壬生義士伝では台詞を発していてもきちんと深みが感じられました。

とはいえまだ幼さも残っているので、今後男役を磨がかれていくのが楽しみ。

 

音彩唯

炎のボレロのフラスキータで、すっごい小顔で可愛いなぁと認識したんですが、
その後の凪様1Dayスペシャルライブでの姿が凄く綺麗で可愛らしくて、一気に注目の娘役さんになりました!

スタイルが私好みなのか、踊りにしてもちょっとした動きにしても綺麗だなぁ~と。
歌声も綺麗だし、英語が話せる(?)とのことで、今後それをきっかけにした出番もあるかもですねぇ。

 

--------------------------------------------------

明日はついに大千秋楽、そして卒業の日。
寂しい気持ちは募りますが、とにかく無事に公演が終えられることを祈っています。

雪組、どっせーーーい!!!!!

雪組公演fff 色々情報を仕入れての覚え書き<その2>

前回の記事の続きで、当時の戦闘技術についてと、カントについてもざざっと読んだ本があるので覚え書き。
図書館の返却期限が来ちゃったので完読してはいない(図書館大好きマン)

 

www.sogensha.co.jp

戦術書って今あるのかしら?と思ったら、分厚いのがあった。

純粋に、昔の戦闘や戦術の記録がこんなに残ってるんだ!というのに驚き。

確かに日本史では織田信長の鉄砲隊が…みたいな話は聞くので、海外でも同じように記録が残されていても何ら不思議はないんですよね。
しかし国境を跨いでの戦争なので、スケールがでかい…。

 

兵の種類(歩兵、騎兵、擲弾兵etc.)や、数々の戦線の記録等々が、図解も交えて記されています。

マレンゴの戦いについても少し触れられていましたが、それはネットで見た方が詳しかったかな。ナポレオンが敵情を誤認して劣勢になったけれども、援軍が駆けつけて辛勝した、とのことで。
fffだとめっちゃカッコイイ感じになってますけど、ナポレオンも間違えることはある、人間だもの。

 

台詞で「胸甲騎兵はマレンゴに援軍に向かい…」というのがありますが、
胸甲騎兵というのはその名の通り甲冑を着て馬に跨った兵士なので、舞台上に胸甲騎兵は一人もいないんですよね。
頭の中で、向こうの方に胸甲騎兵がいるのだと想像して観ています(笑)

ちなみに、”フランス騎兵、なかでも胸甲騎兵は、ナポレオン戦争の戦場において支配的な部隊だった”とのこと。
ただしロシア戦役で騎兵部隊が崩壊して優秀な古参兵を失い、大幅に戦力を落としたのだとか。新兵は戦闘以前に落馬してしまうような者もいて、上官は頭を悩ませていたそうです。

そもそも、元々軍人として働いていた貴族がフランス革命で追い出され、軍隊が素人集団となってしまっていたのを、
ナポレオンが貴族出身の優秀な軍人を呼び戻し、貴族平民問わず優秀な人材を確保することができたんだそうで。軍人の教育にも力を注いでいたようです。

技術面ももちろん大切ですが、傭兵など士気の低い兵は敵前逃亡するだけでなく、わざと馬に怪我をさせて後方に回ったりすることもあったそうで。
宝塚の舞台を見ていても、皇室の人間や貴族が前線へ出なければ兵士の士気が保てない、みたいな台詞が時々ありますが、
士気を保つのは確かに重要なことだったんだなと改めて。

 

Twitterにも書きましたが、雪原で倒れてる兵士たちは、ナポレオン戦争の場面と同じ面子なんですよね。
パンフでの役名も、たっちーは「ナポレオンの副官」、汐聖くんは「ナポレオンの軍医」なので、確実に同一人物。
オーストリア軍との戦いから長い間共に戦ってきた、優秀で忠実な"我が兵士"たちをロシアで死なせてしまったっていうのがまた辛いんですよね。。
(ただ8人のうち、常時出演メンバー7人は確実にナポレオン戦争に出てるんですが、あと一人を誰が演っているのか確認できておらず…。不思議とあみちゃんは出てないんですよね。「彼女の名前」ではフランス兵として出てくるのに。)

 

本の話に戻ると、隊列についても各役職の配置など含めて図解してあって面白い。
それまで三列横隊が主だったのを、ナポレオンは横隊と縦隊を組み合わせた混合隊形を好んで用いて、諸外国はこの戦術になかなか対応出来なかったのだとか。

 

半分くらいをざっと流し読みした程度ですが、面白かったのでまた読みたいです。
最後の章は海戦で、ネルソンやトラファルガーの戦いについても書かれていました。ゆうひさん・・・

 

 

 

www.amazon.co.jp

 

ドイツ出身ユダヤ人のフリートレンダーという方が1924年に書かれた本を、長倉さんという方が2004年に邦訳されたもの。

道徳教育のために書かれたそうで、序文以外は「道徳の授業のための問題集」という位置づけのようです。
一問一答のような形式で書かれ、一気に読む本というよりは「授業」として時間をかけて、時には同じような事柄を違った視点から確認し直しながら、徐々に理解を深めていくためのテキスト、という感じがします。

いかにも子供向けというやさしい内容ではなく、訳者あとがきでも

わが国でドイツと同じ年代層の生徒[子ども]に理解できるのかといえば頸を傾げざるをえない。ちょっと難解な第三章の一部を除くとしても、残念がら無理かもしれないと思ってしまう。大学生ですら、難しいという声が出そうである

と書かれています。
日本では、一段一段論理を積み上げていく思考の訓練が大学生でも欠けている、といったご意見。
そもそもドイツにおいても、実際どのくらい道徳教育として使われていたのか分かりませんが。。


私も読みつつ、これ図解した方が分かりやすいのでは?とか、結論をわかりやすく書いてくれ…とか思ってしまったのですが、まさにそれがダメなんだよと言われたようでぐぬぬ…となりましたw

 

序文、1章「何を行うべきなのか」、2章「何を希望することが許されるのか」、3章「何を知ることができるのか」で構成されています。

2章までは、独特と感じる部分はありながらも確かに道徳教育らしく、理解できる部分が多かったです。
ちょっとひかりふる路のマクシムを思い出したりしました。

3章に入ってくるといよいよ哲学的になってきて、こりゃ~時間をかけないと読めないぞ…という印象。
独特な言葉の使い方があるので、私は途中で「自然」が一般的な意味で使っているのか、カント用語的な意味で使っているのかよく分からなくなってきましたw

 

それでも、カント特有の専門用語はほとんど使っていないとのことで、私のような初心者にはとっつきやすい部類なのだと思います。
確かに図書館で「カント入門」という本を開いた時は、専門用語だらけでOh…となったので。(笑)
最初からじっくり読めばいけるのかもしれませんが…まさに学問という感じ。

カントを読んだというルイに、ナポレオンがかける台詞が「本当に読んだのか?」なのも、それだけ難解なんだな…ということを、ほんの一端ではありますが身を持って感じました(笑)

 

あと、読んでいて最初にあぁ~と思ったのは、読者は何かの宗教を信仰しているという前提で書かれているということ。

信仰や祖国愛よりも、理性がまず先にくる。
理性を持つ人間にはじめて、信仰する自由が得られる。
外から信仰を植え付けられて育てられるのではなく、道徳的に行為することで、自ずから敬虔に信じるようにもなるのだ。

・・・というようなことが書かれていました。
序文で、この本は宗教教育とは別の授業として取り扱ってもらいたい、みたいなことも書かれていて、
当時は道徳教育と宗教教育はほとんどイコールだったんだなと伺えました。

私は無宗教者で、人はそれぞれに自分の哲学を持って(=自分の頭で考えて納得して)行動すべきと思っている派なので、
まさしく「信仰や祖国愛よりも、理性がまず先にくる」というのは当たり前だと感じていて、
逆に産まれた時から宗教教育されて育った場合はどういう思考回路になるのかが感覚として分からないんですよね。

厳格な宗教観念を持っている人々にとっては、フリートレンダーさんは主張はとても斬新な考えだったのかもしれません。
今、他の国での道徳教育ってどうなってるんだろうなぁ。

 

 

 

という感じで、やっぱり情報を仕入れると想像が広がりますね~~楽しい。。

だいきほをはじめとする雪組生の退団が寂しいのはもちろん、この公演が終わってしまうのも本当に寂しいです。
しかしBD発売が延期されたので、逆に4/20までは堂々と(?)この世界に浸ってられるな!!と思ったりしています。

何よりも、無事に千秋楽を迎えられることを祈るばかりです。
あ~~~雪組さん、スタッフのみなさん、素敵な作品をありがとう。大好きだ~~~!!!

雪組公演fff 色々情報を仕入れての覚え書き<その1>

以前初見段階での解釈や疑問点を書いたんですが↓、

雪組公演fff 初見&脚本読了後時点での解釈と疑問点 - ひのひなどりから

それからググったり本読んだりしてはぁ~なるほどなぁ~と思ったことが色々あったので、感想と覚え書き。

 

www.heibonsha.co.jp

 

まずこの本が大当たりだったのでオススメ。
これは2018年出版ですが、2009年に出版された物の再刊だそうです。
ロマン・ロラン著の古い伝記の邦題と同じタイトルなので紛らわしいですが、全く別の本です。

読んでる間、上田先生絶対この本読んだんだろうな…と何度も思いました(笑)
かなり有名どころの本のようなので、実際読んでらっしゃるのではないかと。

例えば下記のような記述。

1815年10月19日付のエルデーディ夫人への手紙には、そうした彼の心情がうかがえる。
「無限の精神の体現者でありながら有限の存在である私たちは、苦悩と歓喜の両方を耐えるべく生まれついているのです。そして私たちにとって最善のことは、苦悩を通じて歓喜をかちうることだと申しても良いでしょう」
この「苦悩を通じて歓喜へ」という言葉は、のちにベートーヴェンの名文句として広く知られるようになったが、初出はこれである。

「苦悩を通じて歓喜へ」という名文句は昔から有名なようですが、他にもfffのベートーヴェン像に通ずるエピソードや著者の推察をたくさん拝見できて面白かったです。

素人目ではありますが、内容も信頼のおけるものだと感じました。
伝記には(著者の意図に関わらず)誇張や誤りが付きものですが、そういったことを極力排除し、正しいベートーヴェンの姿を伝えようと尽力された著者の姿勢が伺えます。

その上で、著者のベートーヴェン愛が感じられるのも読んでいて気持ちよかったです。
当時のヨーロッパ情勢なども書いてくれていて、詳しくない人間には有り難かった。

 

あと、fffの世界と照らし合わせると滾る~!!と特に思った点をいくつか。
今本が手元にないので、引用や内容に誤りがあったらすみません。

<ルドルフ大公について>

若い世代には、ベートーヴェンは最も魅力的な音楽家だった。その一例が、この年に作品(ピオノ協奏曲第四番)をはじめて献呈されているルドルフ大公である。現皇帝の異父弟で当時18歳、本来なら軍務につくべきところだが、病弱傾向だったため僧職を運命づけられていた。幼い頃から音楽の才に恵まれ、15歳の頃、自分から選んでベートーヴェンを師としている。温厚な性格であったらしく、気まぐれなところもあるベートーヴェンと一度も対立することなく、終生パトロンとなって傑作の数々を贈られている。 

夢広がる・・・めっちゃ夢広がる・・・。

  • 弟子をとることが稀になっていたベートーヴェンが、積極的に弟子にしたのがツェルニーとリース、ルドルフ大公だった。
  • ベートーヴェンがウィーンの音楽界を見限って外国へ行ってしまわないよう、ウィーンに留まることを条件に多額の年金を出されていて、その出資者の一人がルドルフ大公だった。
  • ナポレオン軍の脅威にさらされ、ウィーンから出発する皇族一族につきそったルドルフ大公に贈ろうとして「ピアノ・ソナタ第二十六番<告別>」が書き始められた。
  • ↑に対して、”おそらく若い大公は、ウィーンに残る師の身を案じて、年金の先払いなどの配慮をしてくれたのではないだろうか。”という著者は推察している。
    その御礼として曲を献呈しようと思ったわけですね。
  • 晩年の大曲「ミサ・ソレムニス」は、オルミュッツの大司教に任ぜられたルドルフ大公の叙任式のために書かれている。(実際は力を入れすぎて叙任式には間に合わなかった。)
  • ↑はただの機会音楽ではなく、重い不調から回復したベートーヴェン”苦難の淵から救われたものの神への感謝の歌を、生涯の総決算として書き遺したいと考えたに違いない。すでに『日記』の十八年の頁に、教会音楽への強い関心がしるされており、これが彼の「ミサ・ソレムニス」(作品123)の最初の動機と考えられている。”と著者は推察している。
    その通りなら、ルドルフ大公は生涯の総決算の曲を献呈するに値する相手だったわけですよね。。

fffのストーリー上だと弟子としての姿は描かれておらず、大公はほぼ常に皇室ファミリー+メッテルニヒと行動を共にしているのでルイはツンケンしていますが、
人間としての大公とは良い関係を築けていたのかなぁと夢広がります。

望海ルイにピアノ教わってるあやな大公とかめちゃくちゃ見たいな・・・。

 

あとメッテルニヒ体制において、

1802年には、当時の警視総監セドルニツキー伯爵が、彼を逮捕すべきかどうかを皇帝に物申している。それが見送られたのは、第一に、ベートーヴェン自身が持っていた全ヨーロッパ的な名声だった。
~中略~

またベートーヴェンは、長年にわたるルドルフ大公の音楽の師であった。大公は現皇帝の異母弟の上、当時オルミュッツの大司教だった。しかも、その大公のためにちょうどその頃ベートーヴェンは「ミサ・ソレムニス」を作曲中であった。
けっきょく当局は、ベートーヴェンの言動を十分把握してはいたが、それを奇人変人のたわ言として処理することを選んだものと思われる。

というのがあって、ある意味ルイはルドルフ大公にも守られていたんだなと。

 

<ブロイニング家について>

これまでしつけをおろそかにされてきたルートヴィヒに、ブロイニング夫人は、食事のマナーや服装などについても小まめに注意を与えたが、強情な所もある彼も夫人の言葉なら素直に聴くことができた。後年彼は、「夫人のお小言」をなつかしく回想している。

ほ、微笑ましい~~~!!
史実ではブロイニング家に住んでいたわけではなく、頻繁に通っていたくらいのようですが、
fffの流れではしばらく住む流れなので、ますます微笑ましいですね。
愛すみれ夫人にナイフとフォークの持ち方直されたり、服装が乱れてるのを注意されるひまり少年ルイ。子供扱いされてちょっと不服でも強く言い返せない青年ルイ。良い。。

 

あと、fffではロールヘンの妹がいますが、実際は弟が3人だったんですね。

ベートヴェンはロールヘンと末っ子のローレンツにピアノを教えていて、
次男のシュテファンとは同じ先生からヴァイオリンを習う親しい仲になったとか。

 

それから、史実ではロールヘンはお産で亡くなるということもなく、ルイがボンへ帰ったこともないようです。
逆にゲルハルトとロールヘンが、ナポレオン軍から逃れるために一時期ウィーンに滞在していたとか。

また、シュテファンの息子はゲルハルトという名前で!
ベートーヴェンは晩年シュテファン家の近くに住んでいて、このゲルハルト少年をとても可愛がって「アリエル」と呼んでおり、
ゲルハルト少年もベートーヴェンを慕って、体調を崩していている彼の家にしょっちゅうお遣いに来たり、一緒に散歩したりしていたとか。

fffの世界だとシュテファンはいないのでゲルハルト少年もいませんが、
ベートーヴェンはそもそも結構子供好きだったらしく、子供好きの望海ルイを想像すると微笑ましい。

 

メッテルニヒについて>

ザント事件のような危険な「テロ」を「未然に防ぐ」ためと称して、反体制的な言論や出版の自由への容赦ない弾圧に乗り出したのだった。事件の五ヶ月後には「カールスバート議定書」なるものを交付して、これが長くヨーロッパを、悪名高い「ウィーン体制」の許に置くことになった。その結果、新聞や雑誌をはじめ、芝居やオペラの台本にまで及ぶきびしい検閲、反体制派と見られた教授たちの追放、詩人や作家の監視や拘束、はては個人の私信までもが検閲の対象となった。また当時のウィーンには、正規のスパイが七千人ないし一万人も配置されていたが、秘密警察はそれ以外に、多くの馭者、ボーイ、従者、娼婦などにも情報の提供を求めていたという。まさに密告社会である。

「私の警察組織を甘く見ないほうがいい」の台詞が深みを増しますね。。
密告社会というと東ドイツのイメージがありましたが、この時代、この場所もそんな感じだったんですね。

 

ゲーテについて>

まず、ベートーヴェンは昔からゲーテを大尊敬していましたが、ある時ゲーテと親しくしている女性と知り合い、彼女から紹介してもらったそうですね。

ゲーテは保養のために、ボヘミアには毎年数ヶ月間滞在していたそうで。
ベートーヴェンは当時から体調を崩しがちだったので、ボヘミアなら保養地だから医者も賛成するだろうという算段のもと、実際はゲーテに会いたくてボヘミアへ行ったけれども、はじめの年は時期が会わなくて会えなかったのだとか。
あわよくば推しに会いたいファンの行動に近いものを感じる。。

翌年、ベートーヴェンゲーテと対面して話す前に、オーストリア皇帝夫妻を接待する彼を見ていたらしいんですね。それで、あまりにも普通の宮廷人らしい姿に幻滅したのかもしれない、と。

その後ゲーテの方から宿を訪ねてきて、ベートーヴェンをひどく気に入り、毎日のように一緒に出掛けたが、ベートーヴェンゲーテの宮廷人としての構えを崩してやろうと、あえて憎まれ口を聴いたり無礼な態度をとる。そんな彼をゲーテは寛大に許している。

それから諸々の経緯があって、ゲーテが本心から自分を評価してくれていると知ったベートーヴェンは、ウィーンに帰る前に自らゲーテの許を訪ねている。

「レオノーレ」の最初の版のナレーションに「兄のようなゲーテとしてその言葉を取り入れるほど心を寄せていた、とのこと。

 

fffでのゲーテとの和解は「本当に書きたかったもの」を見つけたことで表されているんですよね。
面と向かっての芝居では幻滅して終わってしまうので(笑)、史実ではこういうことがあったと知って想像が膨らみました。

 

<その他もろもろ>

当時は貴族のサロンで演奏することが多く、ラズモフスキー宮殿ではお抱えの弦楽四重奏団ベートーヴェンが曲を書き、一緒に演奏していたりもしていたと。
四重奏団の中に仲の良い音楽仲間もいて、ラズモフスキー伯爵自身も音楽家であり、しょっちゅう宮殿に通って、充実した時間を過ごしていたそうで。
ところが1814年、ウィーン会議の夜会のために会場を提供していたラズモフスキー宮殿が、火災で消失。
弦楽四重奏団も解散され、ウィーンを去った音楽仲間もいたのだとか。

 

fffでウィーン会議というとあのシーンじゃないですか…あの辛いシーンの前後にそんなことが…?と思うと更に辛い。。

 

-------------------------------------------------

ベートーヴェンは、ナポレオンについて知人にこう話したとのこと。

「私が音楽の技法と同じくらい戦術を知らないのは残念だ。私は彼を打ち負かしただろうに!」

"最後のピアノ協奏曲「皇帝」はエロイカの系譜に属しているが、フランス皇帝となったナポレオンに対して、自らを音楽の世界の皇帝として対峙させていたのではないか。"と著者は推察しています。めっちゃfffみがある。。

 

-------------------------------------------------

ベートーヴェンはとても自然を愛していて、自然の中を散歩してインスピレーションを得ることもしょっちゅうだったそうです。
他人の目から見ても、こんなに自然を愛する人には出会ったことがない、と語られたくらいなのだとか。

そして実は結構社交的ではありながら、感情の起伏が激しく、人と衝突することもしばしば。
耳が聞こえなくなってからは、それが原因になった部分は多々あるのでしょうが。

 

芸術と学問を愛し、自然を愛し、社交的だけれど気難しいところもあり、感情の起伏が激しい・・・というのが、
まるでウェルテルのようだなと。二人の重なりが一層増して感じられました。

 

 

 

意外と長くなってしまったので、この記事はひとまずこれ1冊で!
おお!と思う部分が山程あって、上記はほんの一部です。

歴史も、後になって新事実が発覚したり、従来の説に矛盾点が見つかったり…ということがあるので、やっぱり新しく書かれたものの方が良いんだろうなと読みながら改めて感じました。

この本ももう10年前のものとはいえ、日本語で詳しく書かれた伝記としては最新の部類のようなので、そういう点でもオススメ。

宝塚歌劇の生徒さんの好きなところを本能のままに書く(雪組編Part1<望海風斗・真彩希帆>)

現在トップコンビ退団公演中の雪組さん。
先日fff・シルクロード・サヨナラショーをLIVE配信で拝見し、大感動でございました。

ワンスで諏訪さきさんが気になりだし、NOW ZOOM MEで雪組熱が一気に高まったこともあり、今の私の脳内は雪組祭です。
部屋に2つあるアクリルフレームには、どちらもだいきほのポストカードが飾ってあります。(何の告白?)

ということで雪組編を書いていましたが、
トップコンビだけでえらく長く語ってしまったので、
今回はPart1ということでお二人のみ。

 

望海風斗

体の中に活火山でも飼ってるのか???と思うくらい無尽蔵の力を感じる。
昔は望海風斗=パッション!!!と思ってたんですが、もうパッションの域を超えている気がします。

そして、エネルギーを蓄えているというより、エネルギーが上手く循環してるという表現がしっくり来る感じ。

歌う姿を見ていて特に思うんですが、
周りの空気を吸い込んでは、自分のエネルギーに換えて出す、みたいな・・・。
物理的には呼吸が上手くいってるってことだと思うんですが、
酸素だけじゃなく、漂う”気”みたいなものも取り込んでるように見えるんですよね。抽象的ですけど。

確かひかふる(ファントムかも?)の時に仰っていた、
「歌うのにすごくエネルギーが必要だけど、歌えば歌うほど元気になる」
という旨の話も、そういうことなのかなと思います。

 

fffのパンフレットで菅野よう子先生が「声に共振の力がある」と述べられていたのもすごくしっくり来ました。
声の届く空間すべてが震わされて一体化しているような。
何故か、だいもんの歌を聴いていると自分もあんな風に歌えるような気がしてくるんですよね、そんなはず無いんですけどw
確かあやなちゃんも同じようなことを言っていたので(笑)、
まさに彼女が周りを「共振」させている結果、聞いている側はそう感じるのかもしれないです。

 

歌はずっと評価されていますが、トップになってから明らかに表現力が進化しているのがまた凄い。
さり気ない声色の変化や、発音の美しさに心奪われるんですよね。。
花組時代の映像を見返しても文句なしに上手いし魅力もあるんですが、
それでも今のだいもんと比べたら全然”普通”だな…と感じちゃったりする(特にショー)。

その進化も、端々に感じられる音楽に対してのピュアで真摯な姿勢ゆえなのかなと。
周りからこれだけ評価されていながら、自分の音楽街道まっしぐらという感じは一切なく、
どんどん新しいことを学んで、表現の自由度を広げている印象を受けます。
これは各方面の作曲家の皆様とコラボしたり、毎公演歌唱指導の先生が付くようになった(昔はついてなかったと聞いたような。)お陰もあると思うので、劇団にも感謝です。

 

そして歌のない芝居でも、発するエネルギーが凄くて。
パッと浮かぶのは、

ドン・ジュアンが最初に発する高笑い、石のような心をマリアに砕かれる瞬間、
舞台下手で泣き崩れるマクシム、
クリスティーヌに顔を見せ、逃げ去られて泣き崩れるまでのエリック、
常にエネルギー満タンのオスカーおじさん、
薔薇を投げ散らすヌードルス

オスカーおじさんだけ浮いてるな…w
他にもまだまだ、幾度となく彼女のエネルギーに圧倒されました。

発散する芝居はもちろん、内側にグッと抑えている時の、
心臓が潰れそうなくらい苦しいんだろうな、という様子は見ていて本当に堪らなくて、こちらも一緒に苦しくなります。

強い意思を持つ役柄では、佇んでいるだけで心の重みが感じられるからこそ、
どれだけ叫んだり暴れたりしても不自然じゃない
んですよね。
特にヌードルス役ではその素晴らしさが遺憾なく発揮されていました。

 

あと泣きの演技が巧い
マクシムやエリックの時は、本当に泣いてる?とオペラを覗き込んだけど泣いてないというのを毎回やった気がしますw
本当~に可哀想で可哀想で・・・ふかふかのお布団で包んであげたい。。

 

そして少なからず計算して芝居を作ってるはずですが、
多分、彼女の中でも計算外に感情が行き過ぎてしまうことがあるんじゃないかと感じます。それが好き。

コップに水を注ぐ作業に例えると、
完全に計算された芝居は常に表面張力ぎりぎりで止まるところを、
だいもんはたま~に水がこぼれちゃう、みたいな。
でもそこに役の人間らしさが感じられるし、舞台ってナマモノだなと感じられるんですよね。

 

ケイレブのジムみたいな普通~の、若干ポケッとした役も好き。
こういう役ももっと見てみたかったですが、如何せん見たい役が多すぎた。。

 

突然細かい話になりますが、彼女の伏し目が好き。
目元もだし、伏し目だとあの美しい鼻筋が更に引き立つ感じがする。
色気ある伏し目も好きだし、NZMの弾き語りでの優しい表情もたまらない。

表情で言うと、正体を明かした謎の女を見つめるルートヴィヒの表情が、
本当に慈しみそのものすぎて、人間ってこんな表情出来るんだ…と思いました。

あと、アル・カポネでは壮年期(?)の時に表情筋で顔を作ってるというか。
最初、刑務所内のシーンで出てきた時は「だいもんいつもと顔違うやん!?」と衝撃でした。

 

ショーにおいても、格好良さと同時に
「舞台に立ってるの楽しい!男役できるの嬉しい!」という気持ちが
まるで下級生を見ているかのようにダイレクトに感じられて、こちらも見ていて楽しくなる。

特にガトボニは全編彼女のパッションに支配されたかのようなショーで、
プロローグで咲ちゃんが歌う歌詞そのまんまだな、と最近気付きました。

ショーでの掛け声も好き。
スカステのリクエストスター名場面(だっけ?)での
掛け声ダイジェスト、すっごく楽しかったです(笑)
アドリブにおいて、最終的にはあのええ声での雄叫びでオチがつけられるという力技感も好きw

 

オフでは、気取らないというか、気取れない人なのかなという印象があります。
個人的にカフェブレのズカキュンみたいなリアル彼氏ネタはあまり求めてないので(それを演って照れてるジェンヌさんを見るのは好きだが)、
そういったものに意地でも乗っからないだいもんに、内心いいぞいいぞ!と思ってました(笑)
いや乗っかる人が嫌いとかでは全然ないんですけど(何せ私は七海さんファンである)、宝塚がそういうものだと思われたら嫌だな~と若干モヤッとしてしまう…。

結構な学年差の下級生の前でも思いっきりおふざけしてたり(笑)、
組の中で伸び伸びやってるんだな~というのも安心感があります。

そしてあれだけ歌の実力や知見を持ちながらも、
歌が苦手と言われているタニさんの大ファン、というのもめちゃくちゃ宝塚的感覚の持ち主だなと思っていて、そこにも安心感。
そういう人がタカラジェンヌに向いているんだろうと思います。
何せ大成功した宝塚オタク(byまっちー)ですからね。。

最後の最後まで、宝塚へのピュアな情熱を舞台に注ぐことが出来るよう、私は祈るのみです。

 

真彩希帆

トップ娘役に就任してから、歌・ダンス・芝居・美しさ等々、
全てにおいて成長しているのが凄い。
一人の女性としての成長を尊敬してしまう。

主演したミュージックサロンは、もう家で一人ではしゃいだり笑ったり泣いたりしてしまったくらい本当に素晴らしかったです。
まだ研9、男役だったらやっと一人前になる手前くらいの舞台歴で、
こんなに素敵なエンターテイメントを魅せられる、というのは凄いとしか言いようがない。
宝塚に入ってくれてありがとうございます。

 

細いのによく通る、不思議な声。
細いと言っても”か細い”というのではなくて、
針に糸を通すような繊細さというか…。
きぃちゃんの歌声は、未だにどう表現したら良いのか分かりません。
初めて聴いたときは、あの声色でピアニッシモで歌えるのが不思議でならなかったです。

ガラスに太陽の光が当たってキラキラしているような声
というのが今のところ一番近い感覚かなぁ…。

 

だいもんと同じく音楽に対してピュアで、ただただ歌うことが好きだからこそ、
ここまで歌で表現できるようになるんだろうなぁと。
彼女の歌も、ちょっとした声色の変化、発音の美しさに惹き付けられます。

好きな歌は山程あって挙げきれませんが、
個人的にシャロンのテーマ」の、自由で知的で、どこか謎めいた女性らしい雰囲気が大好きで、これからもずっと彼女の歌として印象に残ると思います。
先日サヨナラショーでも歌われていて嬉しかったです。
あと、ミュサロで歌っていた「Dancing In The Dark」「私の心は」も大好き。
大人っぽい役を数多く演じてきただけあって、ムードのある曲が本当に素敵。
「Dancing~」はだいもんとのデュエットダンス曲でもありますが、がっつりデュエットで歌うのも聴いてみたい!
作詞された「My Everlasting Dream」も素敵でしたね…泣くよこんなの…。

ファントムは、「雲雀のように響き渡る天使の声」に説得力がありすぎました。
農場育ちの素朴な娘の歌から、初々しくも素晴らしい歌手に育ってからの歌、
そしてエリックの為だけに歌う愛の歌・・・と、
その時々のクリスティーヌの歌として成立していて、こちらもエリックと一緒に心打たれてしまう感覚でした。

 

ダンスもカッコよくて綺麗で好き!
ご本人も語っていますが、やっぱりガトボニからぐっと魅力的になった印象です。
特にパワフルな振りのダンスが好き。

彼女は割と肩が真っ直ぐで、肩幅もどちらかというと広い方かなと思うんですが、
それを肩のラインが見える衣装で綺麗~に見せているのが素敵で、大人っぽい魅力を際立たせている気がします。
私も真っ直ぐで幅広な肩なので憧れます…まぁそんなドレッシーな服着る機会ないですけど(笑)

デュエットダンスでは肩のラインが見える衣装が多いので、そういったビジュアル込みで好き。

 

お芝居では、ファントムの「私の真の愛」の直後、客席の心が一つになると名高い(?)あのシーン。
今まではまさしくクリスティーヌお前ェ…という印象だったんですが、
きぃちゃんのクリスティーヌは、エリックの顔が恐ろしくて逃げたというより、
顔を見たことで初めて彼の絶望を悟り、救いを求めるように向かってくる彼を受け止めきれなかった、という心が見えて、このシーンの印象が変わりました。
エリックを笑顔のまま見つめ、ベンチにぶつかって初めて自分が後ずさっていたことに気付き、弾かれたように逃げ出す…という一連の流れが、
見てる側としても長い時間に感じられたし、クリスティーヌにとってもそうだったのではないかと。

「20世紀号に乗って」のリリーは、ほんっとうにパワフルで強くて可愛くて面白くて!数々の大ナンバーでは、ショーでの”太陽の女S”みたいなきぃちゃんの輝きが舞台いっぱいに放たれていて、素晴らしかったです。
かなり長いナンバーもありましたが、このままずっと聴いていたい・・・と思いながら聴いてました。

ワンスでは、様々な年齢を演じ分けるだけでなく、
どの年代のデボラもそれぞれに魅力的に見えたのが素敵だったなぁと。
子供時代から少し大人びていて、でも年相応の少女らしい可愛らしさもあり、
ヌードルスからもマックスからも惚れられることに納得でした。

 

インタビューや番組等々での明るい雰囲気、きちんと喋れるところも見ていて気持ち良いです。
遠慮しすぎずに話せている様子を見ると、良い意味で自信を持てている印象を受けて安心できるんですよね。

元々明るくキラキラした魅力を持っていましたが、経験を積んで
自信が持てているゆえの内側からの煌めきが増しているように感じます。

 

キラキラと言えば、目元をふっと緩めるようなきぃちゃんの表情、めっちゃくちゃ可愛いですよね…。
今思えば、SUPER VOYAGER!冒頭のご令嬢きぃちゃんのあの笑顔を見て、
彼女に落ちたと言っても過言ではないなと思います。可愛かった…。

 

--------------------------------------------------

こんなに語りたいことがあったんだなと自分でもびっくりしました。。(これでもだいぶ削った)

このお二人のトップ就任当初は、その実力から
「それぞれが独立して輝けるトップコンビになるだろう」という空気感がファンの間でもあった気がしますが、
その通りになっただけでなく、コンビ人気が予想以上に高まったように感じます。

特に退団に向けて、劇団側もコンビ供給してくれているというか(笑)
デュエットCD楽しみですね!!

ファントムとかMusic is My Lifeの歌詞とか、これぞエモいというやつですよね。。
fffでも男女の恋愛ではなく、「運命の恋人」という関係性がこの二人にぴったりで。
音楽が二人を繋ぎ、こうして素晴らしい音楽を生んできてくれたことに感謝しかありません。
ありがとう、だいきほ。

最後の最後まで二人の音楽、舞台を楽しみ尽くしたいと思います。

雪組公演fff 初見&脚本読了後時点での解釈と疑問点

fff、大劇場千秋楽LIVE配信で初観劇しましたが、魂で感じたというか・・・アドレナリンとドーパミンがドバドバ分泌されるような舞台でした。

ルートヴィヒから放たれる凄みに圧倒され、謎の女に惹き込まれ、舞台に息づく存在たちに心寄せ、気付けば息を止めて見入ることを一時間半の間に何度も繰り返していました。

 

そして魂で感じたとはいえ、色々調べて考えたい部分も盛り沢山でした。
既にネットでちょいちょいとは調べてはしまいましたが、
本格的に情報を仕入れる前に、現段階での解釈を残しておこうと思います。
第一印象は大事。 

=========================================

謎の女≒人類の不幸≒運命の恋人

「あなたの想像の生き物」と語る一方で「みんなのところにいた」彼女。

彼女の本質的な正体は『人類の不幸』であって、
ルイの魂を通して見える姿が『謎の女』であり、
ルイだけの『運命の恋人』なのだと解釈しています。

『謎の女』と『運命の恋人』は狭義でイコールだけど、
『人類の不幸』は狭義では異なり、広義ではイコールというイメージ。

だからルイが『運命』と名付けた後も、モーツァルトは彼女を『不幸』と呼ぶ。
(「運命と一緒になって喜びを歌ってる」だと伝わりづらいという理由もあると思いますが)

 

父に苦しめられていた「不幸の記憶」でルイに見えていた『謎の女』は、
ブロイニング家に迎え入れられる「救済の記憶」で見えなくなり、
代わりに小さな炎が灯もる。
その後も『人類の不幸』はずっと存在しているけれど、
『謎の女』としてルイに見えるのは、ルイに降りかかる不幸が色濃くなった時だけなのでしょう。

 

そして、他の人にはどんな姿であれ『人類の不幸』が見えていないとすると、
ルイにだけ見える理由は「不幸だから」というだけでなく、
「音楽で(不幸から)皆を救う」という大それた執念を持っていたからこそ、
誰よりも『人類の不幸』を見ようとしていたからなのかなと思います。

そうして見えた『人類の不幸』は、
不幸そのものでありながらルイを不幸から遠ざけようとする。
ボンに帰らせようとしたり、過激な発言を止めようとしたり、イギリスに行こうと言ったり。そして人生を終わらせることで苦しみから救おうとする。
それは彼女が「不幸」を「憎んで恐れて逃げ惑う」人間の声から生まれた故なのでしょう。
彼女の存在は、彼女を忌避する感情によって生まれたわけです。
『人類の不幸』そのものでありながら、不幸を生みたいわけではなく、
むしろ不幸を忌避する感情も彼女の構成要素に含まれている。

補足:
彼女は『人類の不幸』そのものだとすると、「嘆く声が私を産む」前にそもそも不幸が存在しているのでは?と若干こんがらがりましたが、考え方としては2つ。

①一人ひとりの嘆きが積み重なって産まれたのが『人類の不幸』である。
②そもそも「不幸」の中身(戦死、子供の死など)はただの事象であり、それを不幸とみなすのは人間の心でしかないため、『人類の不幸』は人間の感情を通してしか産まれ得ない
ちょっと②は考えすぎな気もしますが、強ち間違ってもいないような。

そんな彼女をルイが受け入れて、慈しみ愛することで、
今を生きる人々に留まらず、『人類の不幸』ごと救い上げる歓喜の歌が生まれた。

ナウオンで真彩ちゃんが「産まれたての赤ちゃんみたいな気持ち」と言っていましたが、
忌避の感情によって産まれた『人類の不幸』が、
それと相反する感情である受容・慈愛に包まれたことで
『運命の恋人』に生まれ変わった、と考えると、まさにそんな感覚なのかなと思いました。

 

ちなみに、ナポレオンが皇帝に即位するくだりでまでは
ルイ(並びに人間を)を嘲笑うような態度が多いですが、これは
『人類の不幸』である自分に、たかだか一人の人間が立ち向かうなんて」という立ち位置によるものと思っています。

 

ところで、ルイに用事を押し付けられたあたりから人間的な振る舞いが見られるようになります。
トップコンビらしい(?)絡みが欲しかったというメタ的な理由もあると思いますが(笑)、
この頃はルイが『不幸』を愛しはしないまでも、
常に自分と共にあるものとして受け入れて生きていたから
なのでしょう。
『恋人』まではいかなくても「知り合い」くらいにまではなれていたというか。
それをルイは小間使いのように扱うわけですが(笑)、
受け入れてもらえた彼女は、きっと少し嬉しかったんだろうなと。
そしてルイの不屈の精神を認めて、”死”以外の方法でこれ以上の不幸から遠ざけようとするのかなと。

ルイ的に「可愛い」容姿だったのは、
不幸が可愛いものに思えるくらいには受け入れていたからなのか、
潜在的に救いたい、愛すべき相手だったからなのか、
単に好みが反映されただけなのか(笑)

ピンクの衣装はルイの好みとしか思えないんですけど、どうしようあれにも深い意味があったらw
家事が苦手だったのは、まぁそういうことには縁のない存在だからですかね。 

疑問点

  • 「もうひとりのあなたとも知らず」という歌詞
    人類の不幸が人間を形作る、というのは感覚的に分かるけど、
    「もうひとりの自分」と言われるとちょっと違う気がする。
    その表現に至るプロセスがあるのか?
  • 脚本の「ルートヴィヒは運命に勝つ。」という一文
    雪原で「不幸に敗北するか?それとも不幸に戦いを挑むか?それとも…」と言い残してナポレオンは息絶えます。
    この最後の「それとも…」に対するルイの答えが”不幸を受け入れて愛すること”だったのだと観劇時は思っていたので、脚本に「勝つ」という言葉があって??となりました。
    普通に”受け入れ愛することこそが勝利すること”という解釈で良いのかなぁ。
  • ピンクのフリフリ衣装
    どうしようあれに深い理由があったら(笑)

 

=========================================

雪原~夢のシンフォニー

たかがミュージシャンでありながら「人類の勝利」を目指していたルイを、
将軍・皇帝である英雄ナポレオンと同じ土俵で対話させるためのシーン。
「お前はモテたじゃないか、腹の立つ」などというルイの人間くさい本音が、
この場での二人がただの対等な人間同士であることを強調させます。

 

ロールヘンの死によって最後の灯火が消えたとき、
失望し憎んでいたはずのナポレオンがルイの意識の中に現れる。

失望したとしても、若い頃から影響を受けてきたナポレオンはずっとルイの根本に居続けたのでしょうし、
深層意識には強烈な憧れ(と嫉妬)を抱き続けてきたことが伺えます。

基本的にはルイの頭の中の出来事とはいえ、ヨーロッパ連合などルイにとって初耳な話も出てくるので、
『謎の女』が、セントヘレナ島で生を終えたナポレオンの魂を運んできたのかなと思っています。

そして対等に対話し、ナポレオンの真意を知り、再び「我が友」と呼ぶ存在になる。

 

ナポレオンの戦術とベートーヴェンの音楽は、共通して
芸術的に美しく、人類に大きな力を与えるものだということが、
雪原の大軍団で表現されているのかなと思います。

私は戦術は全く知識がないので分かりませんが、
音楽に関してはかなり頑張っていた時期があり、
何が最も理にかなっているか模索する楽しみ、実現する喜びというのは感覚的に分かります。
というか何に関しても楽しいよねそういうの。

 

疑問点

  • ナポレオンの「苦しむために生きている」という言葉
    「生きることは苦しみ」は分かりますが、苦しむことを目的に生きてるわけじゃないよなぁという違和感。
    ただ、それに対するルイの「幸せになりたかった」という吐露からの歓喜の歌に繋がるので、ここは違和感を持って正解なのかもしれない。
  • 「隊列を組んで倍、また倍と増えて・・・」といった戦術の話
    戦術について何も知らないので調べてみたい。
    戦術書って昔はそれこそ実用目的で作られてたみたいですけど、今も残ってて読めるんですかね…?
    あと、世界の全ては数で説明できる、的な考え方があるとチラッとお見かけしたのでそこから来てるのかな。
  • カント!
    何でそこでそれ言わせた!?読むわ!!

 

=========================================

ウェルテルとロッテの役割

諏訪さきさん推しなもので、観劇前に下記の「若きヴェルター(ウェルテル)の悩み」は読みました。

www.shueisha.co.jp

 

ウェルテル効果という言葉が出来るほど、当時ウェルテルに倣って自殺する若者が多発したそうですが、
謎の女の導きでルイの前にもウェルテルが現れ、ロッテへと導き、
ルイもウェルテルになる(=自死を選ぶ)のか、という表現がなされます。
ここのダンス素敵でしたね・・・(突然の感想)

 

小説の訳者解説で、ロッテについて
死にゆく人々に付き添う女性という役割を繰り返す」
「『(生の)限界』の在り処を指し示しつつ誘いかける仮象
と表現されていたのが印象的でした。
(作中で、ロッテは自身の母親も含め、病気などで死にゆく人々に何度も付き添っています。)

幻想シーンにおいて、妖しい微笑みでルイにピストルを手渡す彼女は、
まさにその仮象としてのロッテだと感じました。

 

ルイの希死念慮は「ハイリゲンシュタットの遺書」で捨て去られたように感じます。(史実的にもそういう見方が一般的なのかな?)

戦勝記念コンサートで失態を晒した後の「過去の幻影」でも
ウェルテルとロッテが目立つ所にいたと記憶していますが、
最後に残ったヨハンや少年ルートヴィヒの「死んじまえ」という叫びが示すように
再び希死念慮が頭をもたげてきたからなのか、
あるいは「あの時終わらせていれば良かったのに」という後悔なのか。

 

ここからは小説との比較なので蛇足ですが、ウェルテルが朗読しているオシアンの歌について。
舞台では「哀しくもむつみ合いつつ彷徨い行くなり」という一文で朗読が止まり、
感極まって抱擁します。
が、小説ではここでロッテが泣き出してしまった後、もう一節ウェルテルが朗読して二人が抱き合うんですよね。
その眼は辺りの野を見回し私を探すだろう、そして見つけられないだろう」というやつ。

何故わざわざ途中を抜き出したんだろう?と思ったんですが、
その眼は辺りの野を見回し~」の一節は、これから自殺するつもりのウェルテルにだけ刺さっている内容なんですよね、多分。
だから、そこだけ抜き出すとロッテが胸を打たれているのが不自然になってしまうのかなと。

哀しくもむつみ合いつつ~」までは、朗読の中の登場人物たちに
自分たちを重ね合わせて二人ともが感極まってしまう内容だったので、
あえてこちらにしたのかなと思いました。

あと、「哀しくもむつみ合いつつ彷徨い行くなり」という一文だけで、
二人が自分たちを歌に重ね合わせていることがうっすら伝わる気がします。

まぁ小説でもここは特別難解で私には理解しきれなかったんですけどね!!

=========================================

ロールヘンの役割

ロールヘンの死が、ルイの最後の灯火を消し去ります。
それほどルイにとって特別で大切な人だった。

生命を産んで自らは死へと旅立つロールヘンは、
死にゆく人々に付き添うロッテの対称の存在として描かれているのかなと思いました。何故ルイはウェルテルにならずに済んだのか。
それは、出会ったのがロッテではなくロールヘンだったから

ロッテに手渡されたピストルを幼き日の自分に向けた時、
目の前に現れたのがロールヘンだったのも、その暗喩のように思えます。

 

=========================================

 
第一印象と言いつつそこそこ長くなってしまった…w

あとは

あたりも色々知りたいですね。。
マイ初日までにどこまで調べられるやら…
そもそもチケットが取れるのか…

 

とにかく無事に公演が出来ることを祈りつつ、
更にこの公演を楽しむ準備をしておきたいと思います!

宝塚歌劇の生徒さんの好きなところを本能のままに書く(月組編)

すっっごい間が空いたけど前回花組編の続き。

去年の8月(?)の月組名作ことばの泉スペシャルを見た勢いで書いてたんですが、
書きかけたまま年を越しました。。

WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲、とっっっても楽しくて、
このご時世ゆえにチケットも取りやすかったので、過去最高回数通いました。
幸せな時間をありがとうございました。
文化庁芸術祭賞もおめでとうございました!

 

珠城りょう

主人公力がある。スターとしての彼女を語るならこれだなと。
戦隊モノで言うなら赤レンジャーが似合うというか。

 

物語の主人公って大体
「個性派タイプ:能動的に事を起こして周りを巻き込む」か、
「一般人タイプ:周りで起きた事に巻き込まれていく」
に分けられると思うんですけど、後者は言ってしまえば主人公が没個性的で目立たなくなりがちなんですよね。
しかしたまちゃんからは溢れ出る”主人公オーラ”があるので、どれだけ周りに個性的な面々がいようとも「やっぱり主役はこの人だよね。」という説得力、下手に食われない安定感がある。

そうすると、主役以外が思いっきり個性的でも大丈夫ということになり、脚本の幅も広がると思うんですよね。
All for One、カンパニー、I AM FROM AUSTRIA等がまさにそうで。

自らが強烈に輝くカリスマ的トップスターの方が外からも分かりやすく評価されますが、
彼女のような「主役としてどっしり立ちつつ、組子を存分に活かせる」のもトップスターとして素晴らしいなと思います。

 

珠城りょう個人としての魅力は、あの男らしいスタイル、ダンスなどの動きのダイナミックさ、艶っぽい声(確かうーちゃんがドリタイで言ってて激しく同意した)、そしてやはり包容力でしょうか。
体格はもちろんですが、彼女自身の面倒見の良さ、親しみやすさが包容力として現れ、
トップスター候補として早くに腹をくくらねばならなかった立場が深化させてきたのかなと感じます。

男くさい男役というポジションでありつつも、ブロンドヘアとか宮廷衣装とかもよく似合うのがずるい。うさ耳も似合うし。
そしてピガールでは可愛い可愛いジャンヌちゃんを演じ、実は女の子っぽい素の顔立ちが生かされました。丸顔万歳。
可愛いと言えば、オンザタウンで落ち込んで体育座りしていくゲイビーもめっっちゃくちゃ可愛かったですね!!あんな大きな背中をシュンと丸めて…そりゃ周りも全力で励ましたくなるわ…。

耐えて耐えて死ぬ…みたいな役も似合いますが、
個人的にはプラスの感情で動いている役が好き。
ダルタニアンとか、ジョージとか、ジャンヌちゃんとか、プラスの感情かは分からないけど前向きなバッディとか(笑)

幽霊刑事もとっても楽しみです!バウまで観に行きたいけどコロナ次第ですね…。

 

美園さくら

ピガールのガブリエル、素敵でした~!!
舞台人としての大人っぽくてゴージャスな魅力に加え、
さくさく自身には「独特の感性がありつつ、しっかり考えて行動する人」という印象が元々ありまして、
それらがピタリとハマったのではないかと思います。
一作前のI AM FROM AUSTRIAのエマが当たり役になると思ってたけど、それを超えてきた感じ。

エマは、多分演じる人によっては当たり障りのない役にもなったと思うんですが、
さくさくは癖っぽい部分は思い切り癖っぽく見せていて、大劇場2作目の娘役トップとしてはすごく肝の座った演技だと感じました。

一方で、赤と黒のレナール夫人もすごくクラシカルで自然で頼もしかったです。

あと、BADDYのスパイシーがガチでツンケンしているのが好き。
ル・ポァゾンで天海さんと銀橋を渡るガールズの中にいた麻乃佳世さんが、
女たらしの天海さんを「ちょっとぉ(怒)」みたいな感じでガチで押してて可愛かったのを思い出しました(笑)

カニュのときめきMomentで、紫吹淳さんがカッコいい!という話の中で
リカさんの真似をするさくさくが面白かったですw
何かこう…彼女の独特な世界が垣間見える…w

ミュサロではお歌とともに、トークも楽しみにしています笑

 

光月るう

特に組長になってからのご活躍が素晴らしい!!
元々実力のある方でしたが、夢現無双から一作ごとに貫禄が増してる感じがして。
割と最近までタカスペに出演していたスターさんだったのに、
もうすっかり「組長さんの役」を魅力的に演じていて。

沢庵さんは全てを見透かしつつも、一筋縄ではいかない人間性が印象的で、
エルフィーは独特の存在感ですっごく可愛らしくて大好きでした。
出島のタダタカ先生は、回想にしか出てこないながらも物語にすごく息づいていて。
ピガールのミシェルはアドリブ含めブイブイ言わせてましたねw


慣れない組長のお仕事だけでも大変でしょうに、舞台のクオリティも上げてくるって凄いなと。。
月組子のみなさん、るうさんを労ってあげて・・・(何目線?)

 

夏月 都

I AM FROM AUSTRIAのお母さん役が印象的です。
エマを陰から見守る姿が本当にママ…(泣)って感じでした。。
All for Oneのマドレーヌも好き。

WELCOME TO TAKARAZUKAで知りましたが、
和物の白塗りのお化粧がすっごくお似合いで、可愛らしくて美しい。
小さめの背丈も相まって日本人形のようでした。

 

紫門ゆりや

男役スターの天然記念物。
オフトークでも男らしく居ようとか、カッコつける素振りは微塵も感じられないし、
お顔立ちも仕草もすごく綺麗、色白で細身、声も高め、
なのに何故か男役にしか見えない謎・・・。

白い生地に金の装飾が付いた衣装をまるで私服のように着こなす王子力。
でもオトボケ役も魅力的だし、ヒゲ役も万事OK。
だが私は知っているんだ・・・この人に悪い色気のある役をさせたらヤバい爆発力を発揮することを・・・。

BADDYのホットのヤンチャっぷりに結構Twitterが湧いてた印象があるんですが、
THE KINGDOMのイワノフを見たことない方がいらしたら絶対見てください。あれはヤバい。
どうしてあれ以降ああいう役が回ってきていないのか不思議で仕方がない。
一度でいいから生でああいう紫門ゆりやを見たい・・・頼みます演出家の皆様・・・。

 

近年では絶滅危惧種になりつつある、霞を食べて生きているタカラジェンヌだったり、
オフではおたくというよりマニア気質で多趣味だったり、
穏やかな雰囲気ながらも我が道を行っている感じが好きです。

 

白雪さち花

好きだーーーーーーー!!!!!
好き以外で形容し難い。

七変化できる声、美しく響く歌声、シリアスからコメディまで魅力的なお芝居。。

瑠璃色の刻では、今まで宝塚の色んな作品で見た
どのマリー・アントワネットよりも魅力的で感動的で、、
最期のシーンは客席でボロ泣きしました。。

オンザタウンのヒルディもすっっごく好きでした!!
オンザタウンでどこか一つの場面だけ映像化してもらえると言われたら、
NYをタクシーで乗り回すシーンかお料理のシーンを選ぶと思います。

あと、カルーセル輪舞曲のシルクロードでまゆぽんとデュエットしてたカゲソロも大好きです。
WELCOME TO TAKARAZUKAの雪のカゲソロも素敵でしたね。

 

以前のスカステのレポーターズのお仕事でも、
緊張気味の下級生にいつも明るく楽しくお話を振っていて素敵だなぁと。
さち花さん…好きだ…

 

千海華蘭

三拍子揃ったお墨付きの実力で、芝居でもショーでもからんさんが出てくると嬉しくなる。

ロートレックさん最高でしたね!!
登場人物中で一番有名であろうこの方が「この時代を生きている」ことを見せてくれたことで、エポック時代のパリに思いを馳せて舞台を見れたのかなぁと。

夢現無双の本阿弥光悦も、醸し出す雰囲気が好きでした。

あと地味に好きなのが、カンパニーの間内。
瀬川にマイマイの妊娠、引退を報告する時の空回りと、いたたまれない空気感が何ともリアルで…(笑)
でも、程よくコメディチックでこちらまでいたたまれない気持ちになることはなく、
間内も憎めないキャラクターになっているのが流石だなと。

 

からんさんもレポーターズのお仕事っぷりが敏腕ですね。
リスタート番組の司会もお疲れ様でした。司会のお二人にも癒やされました。

名作ことばの泉スペシャルでもさすがのご活躍でしたね!

それにしても、この年次にしてこの可愛さ、どういうことなんだ…と思う今日この頃。

 

鳳月杏

出島を見て、改めて達者なスターさんだなぁと感じました。
何をしていても口跡の良さ、所作の美しさ等がしっかりしていて余裕が感じられ、
これぞ洗練された男役、舞台人なんだなと。
比較的ゆるやかにステップアップしてきたからこそ、重箱の隅をつつくように土台固めする時間を持てたのかもしれないなと思ったり。

出島のフィナーレ全体的に好きですが、特に最後の鳳月さんソロダンスは本当に素晴らしかったですね・・・。
どこをとっても美しく、拘りが詰まってるんだろうなと感じられる動き、ポーズの数々。
最期のお辞儀では、男役・鳳月杏でした!と言われたような感覚でした。


今はすっかり伸び伸びとした声で魅力的な歌を歌われますが、
歌い慣れてないであろう曲やハイトーンが厳しい曲だと
時々どうした!!?ってくらい音程が外れたりして(笑)、
あくまでコツコツ努力の人なんだなぁと感じると同時に、まだまだ今後の成長が楽しみです。

 

コメディがばっちり行けるのも心強いですよね。
直近のウィリーも大活躍で。
オンザタウンのオジーは、初演でおだちんが若いのに好演していて凄いな~と思っていましたが、
再演の鳳月さんを見て、やっぱり役の面白さに+αしてくるのが上級生なんだな…と感じました。(新人公演を見て、本公演の凄さを思い知るのに似ている)

 

輝月ゆうま

メリー・ウィドウを見て、この人面白いな~、えっ学年若っ!!と思ったのが第一印象。
ロミジュリの大公とかの大大大抜擢時代を後から知って、
大変だったろうな…と思うと同時に、映像を見るとやっぱり出来るから与えられたんだよな…とも思います。どんなに頑張ってもあれが出来る人はそういないだろうよ…。

生観劇で最初に印象に残ったのはアーサー王のメリアグランスですね。
ビジュアルからして凄かったですが(笑)、演技もくぅ~!!悪役ゥ~!!という感じで、見ていて気持ちよかったです。

ルーセル輪舞曲のシルクロードでのカゲソロが本当に美しくて
パンフレットで確認してこの人こんな声も出るんだ~!とますます好きになりました。

雨唄のリナちゃんはもう、好きです。カワイイ。

クルンテープの中詰頭のソロ歌も素晴らしかったですね。

 

個人的にツボなのは、彼女の左利きなんですよ…。
手が大きい?からなのか、なんか目に入るんですよね…。
カンパニーの時、紫門さんとまゆぽんが食堂でご飯食べてるシーンで、
二人とも元々は左利きなのに、片方が右手でお箸持ってたんですよ!(どっちがどっちだったかは忘れてしまった…)
あの一般ピープルらしさが大切な芝居の中、どっちも左利きって珍しいから、
片方は右利きってことにします?という話になったのかな…と勝手に想像しています。
(いや元々箸は右手で持つ人なのかもしれないけど)

I AM FROM AUSTRIAではスマホを右手で持つときがあって、
それが左利きの人によくある、右手でも出来るけどちょっと癖のある動きになるようなアレを感じてライナーへの好感度が爆上がりしてました。。
いや、元々スマホは右手で持つのかもしれないけど(笑)
左利きっていうかまゆぽんの手が好きなのかな…。

ちなみに、クルンテープの男役群舞で腕まくりして見えた肘下も好きです。

 

楓ゆき

愛聖女のしっちゃかめっちゃかなストーリーの中、
落ち着いたお芝居でしっかり場を締めていたマリー役が印象的。

あと、エリザの夜のボートでの老夫婦ね…。
退団された周旺くんと二人、良いご夫婦でした…。

たんちゃんも、スカステのリスタート番組で司会お疲れ様でした。
あったか~い笑顔に癒やされました。

 

晴音アキ

声が好きなんや・・・・・・。
可愛さと綺麗さが同居した絶妙なハリのある声が好きです。

それでいて、エリザのリヒテンシュタインではしっかり可愛さを封印していてさすが。

笑顔が可愛くて、BADDYのハッピーは可愛かったり力強かったり、
ラインダンスのセンターで映像にもよくよく残って嬉しかったです。

クルンテープの一蓮托生での歌も好き。

あとデコルテラインが綺麗で、ピガールのパレードのお衣装が素敵でした!

 

月城かなと

彼女の悪役笑いが好き。ベテラン専科さんか?みたいな腹の底から出てるような低い笑い声がめっちゃ好きです。ベルナルドの時とか。

そしてシャルルおじさん素敵でしたね~~~!!
ジャンヌちゃんとの年の差カップルも許せる、愛されピュアおじさん。
数々のファッショナブルなお衣装も似合ってました。

WELCOME TO TAKARAZUKAも花の場面が素敵。
東京公演では疫病退散の舞に毎公演感謝しつつ、その美しい姿をオペラで覗き込んでおりました。

完全に個人的好みですが、今の宝塚で一番美しい顔立ちだと思っています。
「イケメン」はたくさんいますが、普遍的なタイプの美しさ、麗しさは彼女がピカイチだなと。
美しさゆえに演出家が遊ばせたいのか、月組に来てからはオトボケ役も多いですが(笑)、それが似合う愛嬌もあり。
でもTHE LAST PARTYを生で観に行ってすっごく良くて感動し、やっぱり彼女はこういうシリアスな話をやるべきだな…と思ったりもしました。
銀二貫もすっごく良かった・・・。
芝居も巧く、歌も上手くてどんな作品でも安心して見ていられるので、
これからも色んな役を演じてください・・・。


オフでのホヨヨ…とした雰囲気も好き。

 

春海ゆう

今まで日舞の良し悪し・好き嫌いがイマイチ感じ取れなかったんですが、
WELCOME TO TAKARAZUKAでのぐっさんを見て膝を打ちました。
とりあえず摺り足で銀橋を渡る姿が、他の人よりゆっくり歩いているように見えるほど優雅で。
舞っている姿も、動く軌道も美しく、無駄な動きはしないというか…。
専門的なことは相変わらず分かっていませんが、言葉では言い表せない「好きだなぁ~」という気持ちを素直に感じました。
ありがとうぐっさん。

早くから老け役をやる機会が多いですが、愛嬌があって。
ピガールのセドリックも、気難し屋かと思いきや踊り子ちゃん達とハシャいでたり、
実は台詞がほとんど無いのが信じられないほどのキャラ立ちでしたw

洋物ショーではふと見るとめちゃくちゃキザってる時もあり、
今回は何してるのかな?と気になる人。

彼女の関西弁、というかあの穏やか~な喋り方が好きです。

 

夢奈瑠音

頭身バランスが良すぎて、ショーで他の男役と並んだとき実は背が低いことにびっくりする。本当に顔が小さい・・・。

オンザタウンのクレア、ヒルディがすっごく良かった!
あの3人役替りを見たいがために遠征したんですが、200%元が取れたな!!!という感じでした。
どちらも男前さがありつつチャーミングな役作り。
ヒルディの歌なんてめっちゃ難しいだろうに全然苦を感じさせずに歌い上げていて。
そして娘役衣装を着ることで露わになる筋肉ですよ・・・。
クレア役として出る前のプロローグ~地下鉄のシーンで
ノースリーブの服を来てたんですが、二の腕がめっちゃ引き締まってるのが分かってオペラでガン見してました…すみません…

GRAPHか何かで「実は腹筋も割れてるんですけど、そうそうお見せする機会はないと思うので…」みたいなこと仰ってましたが、私は前フリだと思ってるので。
娘役も似合うことは証明されたので、いつかヘソ出し衣装、お願いします。
踊り子役とかいいんじゃないですか??

 

その引き締まった筋肉と、稀有な頭身バランスが繰り出すダンスはさすが。
もっともっとダンスでピックアップされて欲しいなぁ。

 

アンナ・カレーニナコスチャ、ピガールのフィリップも良かった。
オフでは良い意味で普通の人なんだろうな~と感じさせる、
彼女自身の発する安心感みたいなものが、役ににじみ出ている気がしました。
つい好きになってしまう、そんな人。

 

颯希有翔

すごく目を引く顔立ちをしている。切れ長の目が涼やかってこういうことかと思う。
I AM FROM AUSTRIAでのダニエル役が曲者っぽい感じで好き。

よく通る良い声してますよね。今度のスカステの歌番組が楽しみ。

 

蓮つかさ

彼女もよく通る良い声ですよね~~~。
彼女の声を聞くと無条件でテンションが上がる。
何となく少年っぽさがあって鳳凰伝のゼリムはぴったりでしたが、
雨唄のロスコーは間違いなくおじさんで(笑)

ロスコー本当に好きなんですよ…。
初めてのトーキー撮影シーンは本当に徹頭徹尾面白くて、
ラストの「畜生~!!カーーーット!!」で締まるとありがとう!!と言いたくなるというか(笑)

何かの番組で、調子乗りなんです~みたいなことを仰ってましたが、
ロスコーはかなり客席がウケていたので、
調子乗りが良いように働いてより面白くなっていったのかな~とも思ったり。

あと、スカステの「日本のうた」で歌っていた朧月夜が好きで、時々無性に聴きたくなります。もっとたくさん歌が聴きたいな~。

お顔が綺麗で可愛くてキラッキラオーラが凄いので、一度銀橋から釣られてみたい。

 

海乃美月

好き。。
うみちゃんも鳳月さんと同じく、口跡の良さ、所作の美しさ等がしっかりしていて達者だなぁと出島で改めて思いました。
カグヤは、やもすると不自然であざとい演技になりそうなところを自然に表現していてさすがだなと。

I AM FROM AUSTRIAのロミーが最後に着ていたグレーのドレスが本当によく似合っていて、首~デコルテのラインが完璧な美しさで惚れ惚れしました。

THE LAST PARTYでは、これぞゼルダ、という感じでぴったりで。個人的には過去公演よりもゼルダという人物がしっくり来ました。
アンナ・カレーニナもですが、悲劇的なヒロインを演じても変に劇的にならないというか、
運命に導かれてただ堕ちていく、幸薄な人生が感じられて好きです。

エリザのヴィンディッシュ嬢も心臓を掴まれましたね。
もう本当に可哀想なくらい怯えていて、今まで見た中で一番好きというか、同情してしまうヴィンディッシュ嬢でした。

声に可愛さ・美しさが同居しているので、キュートもクールもとても良い。
これからも色んな役を演じてほしいし、ショーでもうみちゃん中心の場面とか見たいなぁ・・・

 

佳城葵

初めて認識したのはアーサー王の時です。
役の性格もありますが、舞台上に一人しかいない状態でアドリブまでしていて、なんだこの子すごいな!!?という印象でした。

芝居心がある上に、声が高めなのも個性になっていて、既に唯一無二の名バイプレイヤーという感じ。

月雲の皇子のティコはもう切なくて切なくて…。
先日のEternitàであのシーンを再現した時、矢が飛んで来ないかハラハラしたのは私だけではないはずw無事に去って行けてよかったです;;

All for Oneのリュリ、ピガールのエドモンは、あの優しげな声がハマっていて素敵でした。
あとBADDYの頭取夫人!普通に綺麗でびっくりしましたが、どこかあの世界の住人っぽい一癖ある感じが絶妙でした(笑)

立ち姿が綺麗なので、グランドホテルのベルボーイやバーテン姿も素敵でした。

 

朝霧真

ピガールの花屋のお兄さんが実はかなり好き。
もし私があの舞台上のパリに住んでたら多分好きになっちゃう。
お花を手入れしてるのを遠くからこっそり見ていたい。
何てことないふりでお花を買って、ちょっとお喋りしてみたい、そんな感じ。
夢女子の才能がない私にしては非常に珍しい感情です。
あの優しげで、頼り甲斐のありそうな誠実な感じ、なんなんでしょうね・・・。

タッパがあるしヒゲも似合うので、チェ・ゲバラの悪役も似合ってました。

あとI AM FROM AUSTRIAで視線泥棒だったヤン。あのお衣装が似合いすぎてて、ファッションデザイナー感がすごい。
絡みまくってた相手、ダニエル役の颯希くんが一期上というのも地味にツボでしたw
いつもゴキゲンな雰囲気が溢れ出していて、見ていて楽しかったです。

大きい体で繰り出すダイナミックなダンスも好き。

暁千星

新しい舞台を見る度に成長が感じられて、好きが更新されていく。

まず歌の上達。
ピガールのフィナーレ歌唱指導は本っ当に素敵で、ありちゃんの歌声に蕩けさせられる日が来るなんて…と、嬉しいんだけどちょっと悔しいような気持ちでした(笑)
そろそろスカステの歌番組系にも出て欲しい。

次に男っぷり。
THE LAST PARTYのヘミングウェイFighting in my Lifeのシーンがめちゃくちゃ男らしく格好良くて、直前に見ていたのがBADDYの王子だったこともあり(笑)、度肝を抜かれました。
フィナーレで一人踊り始めた時もそれはそれは格好良くて、本当にスターなんだなぁと見せつけられた気がしました。

そして未だ増すキラキラ感。
大物感もありながら、人間として可愛らしくて魅力的で、目が離せないパブロ。
プライドが高くて無駄にカッコつけつつも、ショースターとしての輝きは本物なレオ。
どれもありちゃんだからこその輝きに満ちていたと思います。
特にレオは役の性格も手伝ってなのか、ショーシーン以外でも「俺はスター」感が溢れていて、あぁこの人はもうダンスを抜きにしてもスターさんなんだな、としみじみ感じました。

 

生命力溢れるダンスも大好き。テクニック的な部分より、彼女の踊り方が好きなんだと思います。

芝居に関しても、意外とコメディ対応できることとオンザタウンで知り、パブロも絶妙に面白かわいかったですし、レオは台詞が少ないことを感じさせないキャラ立ちで存在感を示してくれました。

あと、クルンテープ女装あり子ちゃんがドツボでした。
ビジュアルもだし、珠城さんを挑発するような表情がたまらない。録画めっちゃ繰り返し見ました。ありがとうございました。

とにかく今後も楽しみなありちゃんです。

 

麗泉里

透明感のある歌声が素敵で、かわいい笑顔、ぱっちりお目々が印象的。
スカナビでの落ち着いた雰囲気も好き。
お歌がもっともっと聴きたいな~!

蒼真せれん

ピガールではトップさんの影武者として大活躍でしたね!
元々背が高くて男らしい子という印象でしたが、確かに言われてみればスタイルや顔の輪郭がたまちゃんに似てる気が。
ジャンヌ、ヴィクトールともに動き方や喋り方(口パクだけど)など、
すごくたまちゃんに寄せていて、初見では影武者だと気付かずに見ていた所も何度もありました。
まともに顔が見えるのはラストだけですが、ヴィクトールのあのお衣装の着こなしも素敵でしたね~!

今回で名が知れたと思うので、今後の活躍が楽しみです。

 

英かおと

THE LAST PARTYの航空士役で出てきた時のスタイルがやべーーーーーという感じで、、一瞬で浮気相手としての説得力を持たせるスーパースタイル。
ダンスもスマートで格好いい。

普段から女子っぽさを感じず(褒めてます)、結構お兄さんタイプなのかな?とお見受けするので、
お布団で包み込む系の包容力を持った男役になってくれそうな予感がしています。

I AM FROM AUSTRIAの新公、録画したので見たい。。

 

朝陽つばさ

雨に唄えばの代役で初めて認識しました。

やすちゃんの発声法の先生、きっと面白いだろうな~と楽しみにしていたので休演は残念でしたが、いざ観劇すると
この子も度胸あるわ~!と驚く演じっぷりでした。
たまちゃんと美弥ちゃんという大先輩からのイジりにも頑張って対応し(笑)、微笑ましさと同時にとても頼もしかったです。

警官役の方も好きでした。「なんでドン・ロックウッドなんだ~!?」って台詞が何故か気に入ってます(笑)

小顔でスレンダーな立ち姿も綺麗で、ピガールのカンカンでもよくよく目に入ってきました。

 

蘭尚樹

I AM FROM AUSTRIAの若かりしヴォルフガングが、美弥ちゃんを思わせる情緒のある踊りで素敵だなぁ~と思っていたんですが、
フィナーレも注目してたらこの子絶対美弥ちゃんリスペクトだわ(ついでに顔も似てる)と確信し、ファン周知の美弥るりか強火担であると後から知って納得でしたw

踊り方、表情、流し目等々、美弥ちゃんが築き上げたものをそっくりそのまま受け継いでいるようで、どの程度意図して真似ているかは分かりませんが、たくさん研究したんだろうなと思います。

「映画とかを参考にするのも良いけど、歴代の先輩方もずっとそういった男の人の良いエッセンスを取り入れて男役を作ってきたのだから、結局は先輩方を参考にするのが一番の近道に思える」という旨のことを以前男役のどなたかが仰っていて、確かにそうだなと思ったのが思い出されました。

その上で彼女自身の魅力も開拓されていくでしょうから楽しみです!

 

出島の若かりしカゲヤス、ピガールの新聞売りも目を引きました。
新聞売りさんは歌も上手でしたし、体いっぱい動いて可愛いし、チラシを受け取ってくれないフィリップにべーっ!ってしたり、マルセル一味にビビってアコーディオン弾きの影に隠れたり…と、つい目で追ってしまう可愛さに和みました。

 

風間柚乃

グラホ新公で抜擢されたと思っていたら、All for Oneで彗星のごとく現れ…あれから気付けば3年半くらい経つんですねぇ。

ありきたりな言葉ですが、若いのに立派!!と思わざるを得ない。
基礎力ゲージが既に満タンになっているイメージ。
「見ていてストレスを感じさせない」って実はすごく得難いもので、それを既に持っているのは大きな強みだと思います。
既に色々な個性の役を立派に演じていて安心感がありますが、
おだちん自身の個性がどう育まれていくのか未知数なので、今後も楽しみ。

ゲバラカストロを立派に演じていてさすがと思いましたが、
今のところはフェリックスやボリスといった、ちょっと頼りない感じが好きです。
下級生のうちにやっておいて欲しい(笑)

クルンテープでのボートを漕ぎながらの歌が素敵だったのと、
出島でのシーボルトの歌もお見事で、聞いていて気持ち良かったです。

シーボルトはビジュアルもツボ。かなり尖った格好でありながら自然だったのは、彼女の着こなしと、あの眼力によるものだったのではと思います。

オフでは面白いらしいので、そういう姿ももっと見てみたい(笑)

 

天紫珠李

としさんのDSで男役としてキメキメしてた姿が未だに印象に残っているんですが、
気付けば娘役としてすっかり可愛くなって・・・。

溌剌とした雰囲気で、じゅりちゃんが出てくると場が明るく華やぐ。

 

礼華はる

グラホ新公トークでは、(眼鏡姿のせいもあったと思うけど)男役どころかタカラジェンヌになりきれていない感すらあって初々しかったんですが(笑)、
数年でめきめき男役らしくなって。

プロポーションが素晴らしいので目に留まりやすいし、
踊りがすごく綺麗ですよねぇ。雨に唄えば、オンザタウンで特に目に留まりました。

ピガールではみんなでジャックを追って上手にハケる時、漫画みたいな運動音痴っぽい走り方が可愛くてw
他のことは出来ないけどバレエは誰にも負けない!という心意気で生きてきたのかなぁと役の過去が垣間見えて微笑ましかったです。

あとゲバラのルイスがね…まぁ私がああいう役好きなのもあるんですけど、愛する人のために静かに思い悩む姿が…良かったですね…。
カーテンコールでレイナと抱きついた時にヒィーーーッッてなりました…晴音アキちゃんとの身長差…正義…

それから雪月花での白塗り化粧がすっごく似合ってて!
オペラで覗いてる時に誰だこのイケメン!?と思ったらはるくんでした、人違いでなければ。(和物化粧見慣れないので若干の自信のなさ)

 

結愛かれん

ピガールのサラがめちゃかわでした。
可愛い子はあざとくても可愛い。怒ってても可愛い。何してても可愛い。

 

柊木絢斗

出島の若かりしリンゾウで、お名前を把握しないまま子役上手だなぁと思ってたんですが、
名作ことばの泉の月組スペシャルで発声も滑舌も良く、
上級生に劣らず生き生きとお芝居しててすごいな~と!
そこでお名前を知りました。

今後の活躍が楽しみ。

 

きよら羽龍

初舞台生時の写真からして目を引く綺麗なお顔立ちで。
歌声も綺麗で、雪月花でのソロも素敵でした。

でもゲバラのエリセオ役では普段の綺麗さを感じさせない、常に土埃を被って生きてるような少年になっていて驚きでした。

 

--------------------------------------------------

全組楽しく拝見していますが、組そのものに愛着を持ったのは月組さんが初めてだったこともあり、敢えて言うなら何組担?と聞かれたら月組と答えるくらい大好きな組です。
ピガール大劇場千秋楽配信は、パレードで自分でも予想外に涙ボロボロになってしまいました。
正直、初舞台生がいて人数の分母が大きいので、コロナ陽性者もおそらく出てしまうだろうと思っていたんです。
でも無事に公演を完走できて、初舞台生はもちろん月組の皆さんもどんなに嬉しかっただろうと思うと・・・良かったねぇ良かったねぇ;;と身内のような感覚でした(笑)


今はまだ退団者のことは考えず、小劇場公演&ミュサロを楽しみにしたいと思います!

宝塚歌劇の生徒さんの好きなところを本能のままに書く(花組編)

おうちで今まで以上にスカイステージをたくさん見るようになり、
色んな生徒さんに対してこういうとこが好き!という気持ちがどんどん積み上がっているので、とにかくそれを発したい!!
思うこと全てをまとめて…とかではなく、今言いたいことを勢いで書くぞ!!という記事です。

まずはいち早く公演が再開された花組さんから!

 

柚香光

芝居が面白い!!
良くも悪くも芝居が画一化されがちな宝塚ですが、その中にあって「ちょっと人と違う」感を感じる。
わざとらしくないけど芝居らしい演技、というか。
体の中で石炭がカッカと燃えているように感情が燃えていて、それが自然に、しかし強く鋭く発露されている感じがする。まさに大劇場向きのお芝居なのかも。

ちょっとした仕草に「普通、人ってこう動くよね」みたいなのが現れるので、演じているキャラクターに親近感が湧くし、
現代的なビジュアルも相まって、現代芝居は特に”柚香ならでは”感がある。
メランコリック・ジゴロ然り、花男然り、はいからさんも割と現代に近いし。
でもダンスオリンピアアキレウスもめっちゃ似合ってたな…日本物も良いし…何でもいけるわ…

そして、やはりキレッキレのダンス。
芝居と同じで、燃えている感情を身体で表現している感じが見ていて気持ち良い。

舞台ではすごい爆発力ですが、内面では結構落ち着いた考え方をしている印象で、
そのあたりのバランスが取れている感も見ていて安心できます。

はいからさん大劇場LIVE配信を見ましたが、群舞なども想像以上にトップさんらしい佇まいで頼もしかった。
体幹が更に鍛えられたのか?、ダンスのポーズ一つ一つが以前にも増して美しく感じた。

そして、紅緒華ちゃんに向ける目が「僕だけのはいからさん」と語っていて…最高…。
トップコンビは、学年差の関係もあってトップ娘役がトップスターの影響を受けて成長するイメージがありますが、
れいはなは柚香の方も華ちゃんという相手役を得たことで大きく成長するのかもしれない、などと思いました。今後も注目です。

 

華優希

彼女もお芝居にギュッと掴まれた瞬間が何度もありました!
「嘘のないお芝居」という感じで、去年のタカスペでのミーマイの
「うわぁ〜でっかいねぇ!ホテル・リッツってとこじゃ〜ん!」
の時、セットは無いのに本当に目の前に広いお屋敷が広がってるように見えて、
こういう所が素敵だなぁと。
紅緒もシャーロットも、その人物がただひたすら頑張って生きているように見えた。

あとはね、やはり可愛い・・・・・・。
ポーの一族を奇跡の1階最前列で見たんですが、
銀橋に来たエドガーとメリーベルには「何でお人形さんが動いてるんだろう…?」と感じずにはいられなかったですね。。
そして、パレードで目の前に来た華優希ちゃんと目があって微笑まれたんですよ。
あまりの可愛さへの混乱と、こんなみずぼらしい者(帰省中でオシャレも何もない格好だった)に微笑みかけてくださるなんて…ありがとう…すみません…という気持ちが嵐のように渦巻いた数秒間でした。

大劇場はいからさんでは前回よりも更に可愛くなっていて恐れ入りました。。

実際のお顔立ちは可愛いというより綺麗と形容されるタイプな気がするけど、
可愛い印象が強いのは、笑うと下がり眉になる(好き…)ところと、身長がやや低めな所以でしょうか。
これから大人っぽい役を開拓していくのが楽しみです。

 

高翔みず希

さおたさんの悪役が好き。

そして老ハンナ様が好みすぎたので、また女役をやって欲しい。
初めて見たとき、美しさに目が引き寄せられてしまって「さすが彩輝なおと同期なだけあるな…」とか過ぎったくらいびっくりした。何の関係もない。

色白でリップの色が映えるからなのか、赤ルージュが似合っていて古き良き宝塚歌劇団男役…って印象がある。

 

瀬戸かずや

風の次郎吉プロローグでのバチコンウインクを初めて見た時、
何この100点満点ウインク!?!?と衝撃でした。映像に残してくれて感謝しかない。

そして瀬戸かずやでしかないハスキーボイス。この声が好きじゃない人がいるのだろうか…。

筋張った手~手首も男役の鉄板ですよね。良いよね。

正統派男役=黒燕尾が一番似合う、みたいなイメージがあったのですが、
アイラブアインシュタインでの金髪+白衣+時々眼鏡というあざとい格好がものっっすごく似合っていて、己の固定観念を改めました。

アイラブ~といえば、本やコーヒーに興味津々なエルザに向ける表情や「そうかい」という一言に包容力が溢れすぎていて大好きでしたね…今書きながら見たくなってきたぞ…。

包容力がある一方で鋭さもあるので、悪役だったり、怒りっぽい役で声を荒げたりするのも迫力があって良いですよね。

個人的に、柚香のお兄さん役(仲良し)とか演ってほしい…ただ見たい…。

 

 

冴月瑠那

シャルムの中詰、軍服姿のあなたにオペラ泥棒されました。
全身の造形がめちゃくちゃ美しかった…。

踊れるお兄さん的な立ち位置な気がしますが、この方は自分の美しさを分かっておられるのだろうか…?時々心配になります。

メランコリック・ジゴロの刑事さん役も好き。

 

航琉ひびき

スカステのCafeふぉるだとワンにゃんで最近立て続けにお見かけして癒やされました。
舞台ではCASANOVAのパパの印象が強くて、その時も人を安心させる懐の深さを感じていましたが、
トーク番組でもそれに劣らぬ安心感が感じられて、まさに舞台に人柄が出るというやつだなと。
”ほっこり”を超えて”ほかほか”という擬音を当てたくなるあったかさ。。
これからも舞台でほかほかさせて欲しいです。

あとヒゲがめちゃ似合う。

 

和海しょう

雪華抄のあの場面でソロ歌ってるいい声の人誰…?と調べたあの頃からはや数年。
全ツで、会場の音響や座席位置のせいもあってか声があまり飛んでこない中、一人だけ段違いに響き渡るあなたの歌声に感謝せずにはいられなかった。ありがとう。
歌が上手いし美しいしダンスも格好いいし、、なんだ…何が出来ないんだあなたは…?

冴月さんに続いてだけどメランコリック・ジゴロの刑事さん役も好き。
あとエリザ新人公演のフランツ・ヨーゼフ、あの水色の軍服が似合いすぎている。

 

羽立光来

びっく~!!!メッセージ動画見たよボンジョ~~~ルノッ↑↑↑
とにかくあの良い声が歌でもセリフでも余すことなく発揮されている。
そして面白い(重要)

でっかいのもあって、怖い役をしてるときは本気で怖くてハラハラする。悪役の鑑。

最近サンテを見返しましたが、ピーマンのワインで明日海さんに向けてめっちゃ目をパチパチさせてるびっくがいじらし可愛かったです。

 

水美舞斗

好き。

風の次郎吉、アイラブアインシュタイン、諸々のショーでじわじわ好きになり、
ポーの一族の婚約式での歌に うわっっ好き・・・・・・となり、
BEAUTIFUL GARDENでとどめを刺された感じ。

逞しい体、身体能力の高さを駆使したダンスは見ていて素直に楽しい。
あとメランコリック・ジゴロでの「金は無いんだ!!無い金をどーやって分ける!!」のキレキレ過ぎるジェスチャーでスタンの憤りがめちゃくちゃ伝わってきて、身体能力って芝居にも使えるんだなって思いました。

歌もお芝居も安定の実力で、前述のポーの時のように時々すごく刺さる瞬間がある。

全てにおいて、成長しようと試行錯誤してシャカリキに頑張っているように感じられるので、常に見ていたくなる存在ですね。

あと笑った顔が好きです。

大劇場はいからさんは、剣を振り回す鬼島軍曹が野獣か?みたいな域で最高でした。

 

真鳳つぐみ

カワイイ。あの輪郭と顔のパーツのバランスがすごく好きです。カワイイ。
あとキュッとした口元が好き。

ちょっと癖のある台詞回しが、役の個性に一役買っていて良いですよね~。
ハンナのローズさんとか、メランコリック・ジゴロのルシルとか、とても好き。

 

優波慧

頑張ってるな~と度々思っていましたが、
こないだ群舞で誰よりもシャカリキに踊ってるのが目に入って
君そんなに激しく踊る人だったのね!?とびっくりしました。

若い役の印象がありましたが、印念中佐も貫禄があってなかなかの熱演で、千秋楽までにもっと良くなる気配を感じるので期待。

朝月希和

全てにおいて安定の、という感じですね。あなたがやってくれれば安心よ…。
近年は落ち着いた役が多いですが、初めて認識したのが次郎吉のきわちゃんだったので、何となくご陽気なイメージがある。
MY HEROのクロエとか、ガトボニのピンクの猫ちゃんとか、明るい役もすごく好きなのでまたやって欲しいな。

 

永久輝せあ

ダンスも見応えがあるし、あの特徴的な歌声を聴くと気分がアガる。

華があると言われますが、それ以上にシャカリキですよね~~~あの細い身体からエネルギーをビシバシ飛ばしている。
彼女を初めて認識したのは多分ドン・ジュアンのラファエルだったんですが、
だいもんの貫禄に対して、気迫だけで真っ向から勝負を挑んでいる感じがしてうおお~この子すごいな…と思った記憶があります。

太ももが細ももになってるタイプの美脚さん。白パンツ+ロングブーツが最高に似合う。
そういえばファントムのセルジョ、PR×PRINCEのヴィクトルで続けて白軍服(?)で眼福でしたね。

美人さんでスタイルが良いからか衣装が何でも似合う。青天も凄く似合う。

 

春妃うらら

声が好き・・・あんな声に生まれたかった・・・。

A Fairy Taleでの「スコーンを焼くのは嫌いじゃないわ。ねー?」
という台詞でウッッ・・・好き・・・ってなりました。
あの一場面で、すごく清楚で素敵な女性という印象をハッキリと受けて、優波くんが羨ましかったです。この果報者め!

桜咲彩花さん、咲妃みゆさんも役・場面によってああいう話し方をされてた印象があるんですが、
自然に淡々と、でも日常会話には無いような美しさで言葉を発するというか…
上手い表現方法が見つからないのがもどかしい…。

でもはいからさんではピリピリした冷たい声と喋り方がこれまた素敵で、これからも色んな役が見たいと思いました。

公演中止期間中も、タカニュの花組MC週はうららちゃんの声が聞けて耳福しておりました。うららちゃんをナビゲーターズに選出してくれた人ありがとう。

 

飛龍つかさ

真面目かつ、パワフル!ガッツ!って感じが見てて気持ち良いです。
メランコリック・ジゴロのバロットはハマりすぎてて面白かった。
それなのに(?)ふんわりロイヤル紫門ゆりやさんに憧れているらしい情報をメッセージ動画で知って、そっちにも行ってみたいのね…?と今後が楽しみになってきています。

歌声が力強くて伸びやかで素敵だし、ダンスも力強い。とにかく力強い。
滑舌も良くて台詞が聞き取りやすい。あとリーゼントがめちゃくちゃ似合う。

はいからさんでの牛五郎、すごく良かった!!
力いっぱい動き回っていて、喋ってないシーンでも顔がうるさくて(褒めてます)、まさに愛されるキャラクターという感じでした。

 

峰果とわ

じわじわ気になってるんだよ君のことが・・・

 

帆純まひろ

「人間は、最も平均的な顔を美しいと感じる」みたいなことをどこかで読んだのですが、まさにそのタイプの美形さんだと思う。
多分そういう人は、紛れもなく美人でありながら、顔によって役の印象が左右されづらいんじゃないかと感じるので、
今後どんな役が振られるか、どう応えていくかが楽しみ。

音くり寿

歌声が天使というか天女というか。
実力面・表現面でも達者で、淀みなく透き通る声が大好きです。

ショーでは笑顔でパフォーマンスする場面が必ず一定数ありますが、
音ちゃんは色んな種類の笑顔を持っていて、くるくる変わる表情が可愛い。
BEAUTIFUL GARDENのロケットとか超可愛かったし、相手役さんと踊ってる時も素敵。

お芝居では、ハンナのアナベル役が難しそうな役だけど良い所に落とし込んでるなぁと気になりはじめ、蘭陵王の洛妃がすごく良くて。
内から湧き出る感情の現し方がとてもリアルな印象を受ける。
花男、マスカレではおっかない役を見事に演じた一方、
CASANOVAやA Fairy Taleではひたすらに可愛くて、これからも色んな役を見たいなと思わされます。

あと、細身なのにぷくっとしたほっぺたとつやつやのおでこが可愛いし、
あの卵肌はまさに娘役…。

 

糸月雪羽

歌が上手という印象でしたが、
先日La Belle Voixで初めて素化粧のお顔見てエッ可愛っ!ってなった。
子役が多かったけど、今後大人の女性役も増えるだろうから楽しみ。

 

聖乃あすか

美・・・なんだけど、まだ顔のお肉はそれなりに残っている可愛さもあって良き。

あのしっとり落ち着いた声色も好き。
花男の花沢類はビジュアルもさることながら、ナイーブな声色や喋るトーンがすごく合っていて良かった!

 

一之瀬航季

メランコリック・ジゴロのマチウ頑張ってましたね~!面白かった!
そのせいか、その後も見かけるとなんか応援したくなる。

 

咲乃深音

La Belle Voixで歌ってましたね。とても素敵な歌声でしたー!

 

愛乃一真

確かエキサイター?で代役でソロ歌ってて認識したんですが、
すごく良い歌声で印象に残ってる。

 

 

このあたりでしょうか。は~とりあえずすっきり。次は星組さんかな~。

 

花組公演が始まりLIVE配信で観劇しましたが、やっぱり公演再開は素直に嬉しいですね。
どれだけ対策を徹底しても感染を100%防げるなんてことはないので、またいつ中止になってもおかしくはないですが、
今はただ、一公演のありがたみを噛み締めたいと思います。